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250年の歴史をもつカフェ「Bicerin(ビチェリン)」で大人ビターなチョコレートドリンクを

歴史ある街、トリノ最古のカフェ名物、「ビチェリン」

トリノは歴史あるカフェの街。
その中でも最も古く、有名な店のひとつがこの「カフェ ビチェリン」です。
大通りではなく、かなり奥まった教会の前の静かな広場にあります。

 Bicerin

創業はなんと1763年。驚くことに約250年前です。
観光客のほとんどは必ずここを訪れ、「ビチェリン」という飲み物を飲みます。
ガラスの器の底に溜まったチョコの上にはエスプレッソ。
さらにホイップミルクで覆われたその姿は、冷たい飲み物を連想させます。

Bicerin

しかし、一口飲んでみると見た目とは裏腹にホットなのです。
程よい甘さが上品さを醸し出してくれます。

これだけを飲みに、トリノに行く価値があると私は思います。
ビチェリンとはピエモンテの言葉で「小さなグラス」という意味だそうです。
名だたる巨匠がトリノを訪れ、このビチェリンを飲んだと教えてもらいました。

シンプルなチョコドリンクでビターな経験

訪れた人はビチェリンを飲むのですが、シンプルなチョコドリンクもおすすめです。
ストローが立ったままの、このチョコドリンク。

Bicerin chocolate

ずっとチョコレートの商談続きの私は、濃いチョコレートはもう……とビジュアルを見て思っていました。
しかしひと口飲んで驚愕しました。この濃いけれど甘くない感じが癖になる、まさにビターな大人の味といったところ。

歴史あるカフェと、記念チョコレート、クレミノがつくリ出す「本物」のイタリア

お店には20席ほどしかなく、日本の観光に慣れている私には素敵な落ち着いた風景に思えました。
これほどの本物をこんなに静かに味わえるしあわせ。
ひとつの映画でも観るかのごとく、ゆっくりと出会いや味わい、歴史も感じられる素晴らしいお店です。
ここで見つけたのが、250周年の記念チョコレートでした。
クレミノと言って、柔らかペーストのチョコレートの間に、さらにヘーゼルナッツペーストをサンドしたものです。

Bicerin

これが、トリノのジャンドゥーヤと並ぶ、イタリアの2大チョコレートと言ってもいいでしょう。
イタリアのチョコらしく、アルミ箔にひとつひとつ包まれています。
イタリアでは裸のチョコレートはあまり見ません。きっとコーヒーの横に置いて出されるためでしょう。
歴史のあるカフェと正統派チョコのクレミノ、この組み合わせがイタリアの「本物」を感じさせてくれるでしょう。

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