イタリア料理に欠かせない「前菜(アンティパスト)」。イタリアでは、前菜は単なるおまけではなく、土地の食材や文化を映す重要な一皿です。前回ご紹介した7品に続いて、6つの料理をご紹介します。

本場イタリアで定番の前菜の種類【有名13選②】
8. グリッシーニにプロシュットを巻いた前菜料理(Grissini con prosciutto グリッシーニコンプロシュット)

グリッシーニというクラッカーのような食感で長いスティック状の前菜があります。イタリアでは料理を注文後すぐに、こういったお菓子のような前菜が出されます。生ハムを巻いたものもイタリア人に前菜として人気があります。
〜レシピ〜
グリッシーニに生ハムを巻いて完成です。
9. ブルスケッタ (Bruschette)

トマトだけではなく、生ハムやチーズを乗せたり、サラダを乗せたり。さまざまな具材で楽しめる前菜料理、ブルスケッタ!
〜レシピ〜
①フランスパンをトーストします。
②トマトを乗せる場合には、トマト、ニンニク、バジリコ、塩コショウ、オリーブオイルを混ぜ合わせます。
③お好みの具材(②はトマトの場合の紹介)を乗せて完成です。
10. クオッポ(Cuoppo)

クレープの包み紙のような筒状の紙にシーフードなどの揚げ物を入れたクオッポ。ナポリで盛んな前菜料理です。ナポリは魚介類が豊富なので、名産を活かした面白い前菜料理です。基本的にクオッポは、揚げ物全般を言います。
〜レシピ〜
具材を揚げて、筒状の紙に盛れば完成です。
11. ピッツァフリッタ(Pizza Fritta)
ピッツァフリッタは、ピッツァの生地に、ピッツァの具材を包み込んで揚げた前菜料理です。カレーパンのピザ版と思っていただけたら、想像がつきやすいのではないでしょうか。
〜レシピ〜
①薄めのピザ生地を作ります。
②ピザの具材を縁を外して盛ります。
③ピザ生地を2層に重ねて具材を包みます。この時、縁をしっかり押し付けましょう。
④油で揚げて、キッチンペーパーなどで軽く油を落としたら完成です。
12. 生ハム(Prosciutto プロシュット)

プロシュットはそのままでも、ワイン、グリッシー二、チーズなどとの相性も抜群!イタリアの生ハムは味がしっかりしていて、世界的にも人気な前菜です。何年もの熟成を経て完成します。
13. チーズ(Formaggio フォルマッジョ)

チーズも熟成期間が長く、ワイン、生ハムと同様に長い年月を経て完成します。フレッシュなリコッタチーズ、ミルキーなブッラータ、スモークされたカチョカバッロ、一般的なハードチーズなど、イタリアチーズにはたくさんの種類があります。ぜひ、いろんなチーズを試してお好みのチーズを見つけてください。
イタリア人に人気の前菜は?

イタリア人に、日本人へ紹介したいイタリア前菜料理を聞き込み調査してみました!
イタリア人女性
ブルスケッタ (お昼と夕食どちらも食べるBruschette)、アランチーニ(Arancini)、卵でくぐらせ揚げたモッツァレラチーズをはさんだパン(Mozzarella in Carrozza)、イタリア人に人気なイタリアの魚前菜料理(Pesce che prendono solitamente tutti)
イタリア人女性
チーズ(Formaggi)、サラミ(Salumi)、オリーブ(Olive)、ブルスケッタ( Bruschette)
イタリア人女性
薄切り野菜(Verdure con gli Affettati)
イタリア人男性
サラミ(Salame)、チーズ(Formaggio)、小さいブルスケッタ(Bruschette)、ルスティッチ (Rustici)
イタリア人男性
トマトのブルスケッタ(Bruschette)
イタリア人男性
アランチーニ( Arancini)
イタリア人男性
「イタリア前菜料理はとても美味しいよ!」“Antipasti italiani ce ne sono tanti buoni !!”
トスカーナ州の生ハム(Prosciutto)、サラミ(Salame)、ワインと一緒に食べるチーズ類( Formaggi)
イタリア人男性
ツナソースをかけた子牛の肉料理(Vitello tonnato)
イタリア料理はシンプルに素材を活かしたものが多いのですが、やはり、前菜料理もおつまみ感覚で食べられるものが人気でした。
日本で本格的なイタリア前菜を楽しむなら

イタリア文化会館提携レストラン
イタリア文化会館と直接提携しているVERA ITALIA(ベッライタリア)。Elio Locanda Italiana(エリオ・ロカンダ・イタリアーナ)というレストランのネット販売専門店です。
日伊協会提携レストラン
日伊協会もたくさんの提携レストランを公表しています。イタリアと日本の留学生をつなぐ場でもあるので、本場に近いイタリア前菜料理が楽しめる場所が見つかるかもしれません。
イタリア大使館が公認するイタリアフェア
毎年期間限定のイベントです。イタリアフェアは、あらゆる場所で開催されています。
Fattoria Bio Hokkaido ファットリアビオ北海道
イタリア職人が作る、北海道ミルク100%を使用した絶品チーズです。JAPAN CHEESE AWARD で、日本1位に選ばれたチーズを数々生み出しています。地方での催事も行っているため、出店でもお求めできます。
EATALY イータリー
グリッシーニや日本ではなかなか手に入りづらいイタリア食材商品が揃っています。全世界で展開しているため、日本以外の国でもイタリアンを楽しめます。グリッシーニは「アンティパスト」から見られます。
まとめ
日本の食材を使ったイタリアの前菜料理と、イタリアにある材料のみを使ったイタリアの前菜料理では、味が大きく変わってきますので、本場の味を楽しむためには、イタリアにある食材のみを使った前菜料理を試すことがオススメです。まずは定番の前菜から味わってみてはいかがでしょうか。
※2022年3月24日に公開した記事を再編集しています