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イタリアの前菜(アンティパスト)とは?本場で定番の有名料理13選①

泉田 優歌

2026.04.13

イタリア料理に欠かせない「前菜(アンティパスト)」。イタリアでは、前菜は単なるおまけではなく、土地の食材や文化を映す重要な一皿です。


この記事では、

・イタリアの前菜(antipasto)とは何か

・本場で定番・有名な前菜の種類

・日本でも作れる簡単レシピ

を、イタリア人の食文化を交えてわかりやすく解説します。


テーブルに並んだイタリアの前菜アンティパスト

イタリアの前菜料理

イタリア前菜料理は、オリーブ、塩コショウ、バルサミコ酢、ワインビネガーなどで味付けすることが多く、日本と違った味を楽しめます。素材を生かした惣菜料理が多く、味もしっかり芯を持っている印象です。本だし、ドレッシングのような複合調味料は、現地で数少ない印象です。ハーブやレモンなどの自然でとれたままの食材で風味をつけます。シンプルに素材を引き立たせながらもオリーブ、ハーブ、ワインなどで味付けをする…。イタリア本場のレシピを用いた前菜料理を食べることで、イタリアの世界観を感じることができます。



本場イタリアで定番の前菜の種類【有名13選①】

イタリアの前菜がテーブルに並んでいる様子

イタリアの前菜料理は、日本人に馴染みのないものもたくさんあります。レストランで食べる際にも、イタリア語に触れながら楽しめるよう、イタリア語と一緒にご紹介します!


1. 野菜のトマト煮込み(Caponata カポナータ)

野菜のトマト煮込み(Caponata カポナータ)

カポナータは、イタリアの名産品であるトマトで、ナス、玉ねぎ、セロリ、ズッキーニ、パプリカなどの野菜を煮込んだイタリアの前菜料理。イタリア現地のトマトは手頃な価格で手に入れられます。野菜は旬の野菜を使うとより美味しく食べられるでしょう。


〜レシピ〜

お好みで軽く揚げた野菜を、トマトソースで煮込みます。しっかり煮込むことでより一層うまみが増します。



2. ライスコロッケ(Arancino アランチーノ/Suppli スップリ)

イタリアのシチリアとナポリでは、アランチーニ、ローマではスップリが有名です。アランチーニもスップリも日本語で表すとライスコロッケ。


アランチーノは形や色がオレンジに似ていることから、オレンジをイタリア語で表しています。スップリは、Suppli al telefono(スップリアルテレッフォノ)といわれることも多く、“驚きの電話線”を意味します。どちらも、中にはモッツアレラチーズが入っていて温かい状態で食べると、モッツアレラチーズが伸びて楽しく美味しく食べられる前菜料理です。驚きの電話線は、伸びるモッツアレラチーズを表現しています。


〜レシピ〜

①硬めのお米に塩、コショウ、トマトソース、バター、パルミジャーノチーズ、バジリコの葉を混ぜ合わせます。

②熱がこもらないように、すぐに広げて熱気を逃がします。

③冷めてから、小さなモッツァレラチーズを真ん中に入れ、ご飯で丸く包みます。

④全体に強力粉をつけ、分厚くならないように粉を落とします。

⑤溶き卵にまぶしてパン粉をつけたら、160℃の油で揚げます。この時、転がしながら全体を均等に揚げます。

⑥みかんのようなオレンジ色になったら完成です!



3. 魚のカルパッチョ(Carpaccio di Pesce カルパッチョディペッシェ)

魚のカルパッチョ(Carpaccio di Pesce カルパッチョディペッシェ)

カルパッチョディペッシェは、旬の魚を使って、1年中作れる便利な前菜料理です。魚の種類は、スズキ、イナダ、タイ、カンパチ、アジなどさまざまな魚で料理が可能です。


〜レシピ〜

①魚を2mm程度に切ります。塩コショウを全体にかけて、レモン汁とオリーブオイルで味付けします。

②バルサミコ酢、ワインビネガーでお好みの味付けをします。

③生野菜を添えてよりフレッシュな仕上がりにして完成です。



4. カプレーゼ(Caprese)

カプレーゼは簡単に作れて、美味しく栄養も摂れる前菜です。


〜レシピ〜

トマトとモッツァレラチーズに、オリーブオイルや塩コショウをかけて完成。イタリアならではの闘牛ミルクのモッツァレラチーズも必見です!



5. タコとセロリのサラダ(Insalata di Polipo インサラータディポルポ)

インサラータディポルポは、タコとセロリの食感が楽しめるさっぱりした前菜料理。味付けは、オリーブオイル、塩コショウ、レモン汁で仕上げます。


〜レシピ〜

①ニンニク、玉ねぎ、セロリなどの野菜を炒めます。

②香りが出たら、タコを入れます。

③ホールトマトと水を加えて塩コショウ、ローリエを加えます。

④タコが柔らかくなったら、塩コショウで下味をつけ、レモン汁、オリーブオイルでしっかり混ぜ合わせ完成です。



6. スピアナータ(Spianata)

日本人にも人気なスピアナータ。スピアナータを提供しているイタリアレストランは少ないので、見つけた際にはぜひ食べてみてください。


〜レシピ〜

モッツァレラチーズに、生ハムとルッコラを巻きます。オリーブオイルをかけるとより風味が引き立ちます。



7. イタリア風スペアリブ(Costoletta di Maiale コストレッタディマイアーレ)

意外と手軽に作れてしまうスペアリブですが、イタリアの風味を楽しみ、お家でグルメ旅ができます。



イタリア人の本格「イタリアン風!豚のスペアリブ」レシピはこちら



イタリアレストランを訪れるとおなじみのアンティパスト。みなさんもご家庭で楽しんでみてはいかがでしょう。次回は「本場イタリアで定番の前菜【有名13選②】をご紹介します。お楽しみに!



※2022年3月24日に公開した記事を再編集しています