8月15日は、イタリアではFerragosto(フェラゴスト)の祝日です。
フェラゴストとは?
Wikipediaによると、ローマ帝国のアウグストゥス帝の祭典であるFeriae Augusti(アウグストゥスの休息)が起源です。当初は8月1日が休息日として制定されましたが、後年8月15日に移動になり、現在に至ります。
この日はイタリア中が休みになります。
夏休みが長いことで有名なイタリアですが、この8月15日を中心に2〜3週間程度の休みをとるという企業やお店が多いです。とはいえ、個人経営のところはガッツリ1ヶ月の夏休みとなるところもたくさんあるので、旅行の際には、お休み情報に注意が必要です。
何をする?
クリスマスがイタリアの正月なら、フェラゴストはイタリアのお盆です。
家族や友だちと集まって過ごすことが多いです。レストランに行ったり、海へ行ったり、BBQをしたり。リラックスして過ごし、そして食べる!
わたしもこの日は、イタリアの家族のところでBBQというのが定番です。暑い中、BBQは大変ですが、肉を焼くのが好きな人(特に男性)が多いのでお任せです。
また、この日はレストランも特別メニューを提供するところが多いです。フェラゴストは、家族などの団体で行くことが多いので、人気のレストランは早めの予約がおすすめです。
「Buon Ferragosto!」のメッセージがWhatapp(Lineのようなメッセージアプリ)に届くと、6月から続く長ーい学校の夏休みもあと少しで終わると、ほっとします。
夏休みもあと少し、日本もイタリアも暑いですが、休みながら乗り切りましょう!