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コレクションデビューはイタリア! モデル萬波ユカさんインタビュー(1/3)

人気モデル萬波ユカさんの素顔に迫るインタビュー

2015年のデビューから間も無く、破竹の勢いでファッション界の第一線へと駆け上がった、いま最も世界が注目するファッションモデルの一人、萬波ユカさん。『AGARU ITALIA』のカバーガールを務めてくれた萬波さんの素顔が垣間見えるスペシャルインタビューを、全3回でお届けします。

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イタリアのファッションには驚きと上質がある

ソファーに座りインタビューに答えるモデルの萬波ユカさん

――イタリアに行かれたことはありますか?

4〜5回は行きましたよ。海外で初めてのファッションショーがミラノだったんです。

――おぉ! コレクションデビューがですか?

はい。ミラノコレクションでした。

――イタリアには思い入れがありそうですね。イタリアのファッションは、どんなイメージでしょう?

うーん……カラフルなイメージですね。あと、みんな身体を鍛えているので、メリハリのあるスタイルが特徴かなと。

――では、イタリアで好きなブランドは?

めっちゃいっぱいありますよー。今回着させていただいた〈ドルチェ&ガッバーナ〉や〈マックスマーラ〉 はもちろん、〈フェンディ〉も〈プラダ〉も〈グッチ〉も!ありすぎて挙げきれません(笑)。

笑顔でインタビューに答える萬波ユカさん

――〈ドルチェ&ガッバーナ〉といえば、4月には東京国立博物館・表慶館でのショーにも出演されましたね。

しかもファーストルックを務めさせていただいたんです。フィッティングのとき自分が着るドレスを見て「なんて素敵なドレスなんだろう!」と驚いて、ファーストルックだよと聞いて「え、はじめて!」とまた驚いて。ほんとうに光栄でした。

その後、イタリアのパレルモでのオートクチュールショーにも呼んでいただきました。日本で着たドレスをより華やかにリメイクしたようなドレスを着させていただいたんですが、それもまたすごく素敵で。パレルモは〈ドルチェ&ガッバーナ〉のデザイナーの故郷だったので、いろんな思いが詰まったショーだなあと感じましたね。

――『AGARU ITALIA』で着用した〈ドルチェ&ガッバーナ〉のルックはいかがでしたか?

デニムがすごくお気に入りです。めずらしくジャストサイズで。かかと部分のダメージのつけ方がかわいくて、靴下とかで遊んでもいいなって。ビンテージが多い自分のワードローブにも合わせやすそうです。

――〈マックスマーラ〉はどんな印象ですか?

上質とあこがれですね。私はコレクションラインのワントーンのコーディネートが好きなので、それを見てずっとあこがれていました。冬ってどうしても暗めの服装になっちゃうので、今回の赤いアイテムを取り入れたら、冬も明るく華やかでいられそうですよね。

そして今回はニットを着た瞬間、もう、肌ざわりすごい〜って(笑)。軽いし、あったかいし、心地よくて、すごく欲しいです!! ずっと重いウールのコートが好きだったんですが、最近26歳になって、上質で軽い着心地って大事だなと変わってきました。

ファッションの街、ミラノはビンテージ天国

満面の笑顔を浮かべる萬波ユカさん

――上質なものって、着てみるとより良さが感じられますからね。萬波さんのプライベートのスタイルはどんな感じですか?

ビンテージがすごく好きなんです。アクセサリーもドレスも何百ってコレクションしてて。将来はお店をやります!

――ビンテージといっても幅広いですが、どんなものを着ているんですか?

ほんとはオートクチュールが好きなんですけど見つけるのが難しいですし、あと、最近はあまり目立つ格好もしたくないなというのもあって、70年代ぐらいが着やすいかなと思っています。

いろんな国を訪れるとビンテージショップを巡るんですけど、いちばんのお気に入りショップがあるのがミラノです。イタリアには著名なファッションスタイリストが多く、その分多くの逸品が古着屋さんにおりてくるそうです。スタイリストさんだから保存状態も良く、見たことのないラインや、素敵なアイテムがお値打ち価格で手に入るんです。

それに、ミラノのローカル感が好きで。訪れるたびに、ミラノにずっと住んでいる日本人のテーラーの友達に案内してもらって、運河沿いのナヴィッリの古物市を巡っています。

――日本の女性に合うサイズってあるんですか?

イタリアだとがっしりした女性が多いので、日本人サイズは余ってますよ。穴場です!

――帰国時は荷物が多そうですね(笑)。

けっこう買って帰ります。行くときはスーツケースを半分空けておいて、帰るときはパンパンです!

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テキスト:AGARU ITALIA(あがるイタリア)編集部

【初出:この記事は2017年10月11日、初公開されました@AGARU ITALIA】

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