FASHION

FASHION

『サマーソニック 2022』にマネスキンが出演! ライブは何を着て行くのが正解?

新型コロナウイルス感染症の影響で3年ぶりの開催となる、日本を代表する都市型大規模音楽フェスティバル「SUMMER SONIC(サマーソニック)」。久しぶりにサマソニの夏が戻ってくるとあって、チケットが早々に完売するなど、注目度の高さがうかがえます。


サマソニには日本人アーティストはもちろん、外国人アーティストも多く出演し、今年は全世界でブレイク中のイタリア・ローマ出身のZ世代4人組バンド「マネスキン」も登場するとあって、大きな話題を集めていますよね!


ここで、マネスキンについて触れておきましょう。マネスキンは、ボーカルのダミアーノ・デイヴィッド、ギターのトーマス・ラッジ、ベースのヴィクトリア・デ・アンジェリス、そしてドラムのイーサン・トルキオの4人で構成される、平均年齢22歳の4人組バンド。デンマーク語で「月光」の意味を持つマネスキンは、昨年ヨーロッパ最大の音楽の祭典である「ユーロヴィジョン・ソング・コンテスト2021」で優勝し、瞬く間に大人気に。毎年約2億人が試聴すると言われている本コンテストで、イタリアのアーティストが優勝するのはじつに31年ぶりだそう。



彼らのサウンドは、ロック、ヒップホップ、レゲエ、ラップ、ファンクといった様々な要素を取り入れながら、一度聴いたら耳に残るキャッチーなフレーズや、ダミアーノの個性的な歌声が特徴的。


また、華やかな衣装にも注目。彼らは活動初期からファッションやヴィジュアルの重要性を理解しており、これまでも「GUCCI(グッチ)」や「ETRO(エトロ)」等から衣装提供を受けるなど、ファッション業界からも熱視線を浴びる存在となっています。


サマソニ2022で待望の初来日!イタリア発「マネスキン(Måneskin)」徹底紹介
CULTURE

サマソニ2022で待望の初来日!イタリア発「マネスキン(Måneskin)」徹底紹介

「ITALIANITY」編集部 / 2022.06.06


そんなマネスキンのライブを体感しに、久しぶりにフェスに参戦する方にとっては、サマソニにどんな服装で臨むべきかお困りの方も多いことでしょう。サマソニのフェス会場は盛り上がり方が凄く、特に野外では天候や時間帯などによって服装が変わってきます。そこで今回は、フェスにおすすめのファッションについてご紹介します!


フェスは暑さ対策を万全に、動きやすい服装で!

出典:WEAR(なつさんのコーディネート)

夏のライブ服装のポイントは、ずばり暑さ対策です。サマソニの会場は、野外と屋内になっていますが、野外はもちろん、屋内でも熱中症対策を万全にするのがいいでしょう。屋内では冷房がついていますが、広い会場では冷気が行き渡らない可能性もあります。また、狭い会場の場合は、人が密集しているため熱気がこもり、ライトの熱でも暑さを感じるもの。


野外でも屋内でも、涼しくて動きやすい服装がベストです。ラクチンな着心地のTシャツやストレスフリーのパンツ、筒が広くて風を通すパンツなどがおすすめ。また、汗をかくことを想定して、着替えを用意していくのも◎。もちろん、会場でサマソニTシャツを買うのもいいでしょう。マキシ丈スカートは、裾を踏んでしまったり、踏まれる可能性もあるため避けるのが無難です。ミニスカートも、男性陣が多いので着用しない方がいいでしょう。


野外ではラッシュガードが便利

出典:WEAR(Hiro___22さんのコーディネート)

野外では日焼け対策に万全を期したいもの。おすすめは、プールなどで人気を集めるラッシュガード。スタイリッシュなデザインのものも多く揃っており、また通気性のある涼しい素材のため、タウンユースとしても最適。UVカット機能付きのものも登場しているので、一枚持っていくと便利です。


機能性Tシャツを着用するのが◎

オールスタンディングでは、人との距離が近いため、汗のニオイが気にならない消臭機能の付いたTシャツや、汗をかいてもドライな状態をキープしてくれて、快適に過ごせる吸汗速乾機能付きのTシャツがおすすめです。通気性にも優れているため、内側に体温がこもることもなく、熱中症対策にもなります。また、接触冷感機能付きTシャツなら、涼しくて快適に過ごせますよ。


ドライ機能付きのインナーで快適に

フェスに参戦する際、会場でTシャツを購入して着用することも多いもの。コットン製のTシャツを一枚でそのまま素肌に着ると、吸水性、吸湿性は高いものの、汗の乾きがよくないので、ドライ&クール機能のあるインナーを中に着用するのがおすすめ。


露出の高い服装は避けて

フェスでは、露出の高い服装は避けるのが得策です。男性陣も多く、ライブの盛り上がりに紛れて、近づいてきて触られる可能性もあるため、注意が必要です。参戦する際は、おしゃれをしたい気持ちをグッと抑えて、機能性重視のファッションで挑むのが正解です。


帽子や汗ふきタオルを持参して

出典:WEAR(youkiさんのコーディネート)

熱中症から頭を守ってくれる帽子は必需品。昼間は真上から直射日光が照り付けるので、帽子は忘れずに被っていってください。しっかり日除けできるツバ広ハットだと安心です。キャップの場合は、首にタオルを掛けるなどして、紫外線対策を心掛けて。


出典:WEAR(kanaさんのコーディネート)

サンダルやヒールはNG! スニーカーで挑んで

出典:WEAR(konitanikoさんのコーディネート)

出典:WEAR(youkiさんのコーディネート)

ライブ中は長時間立ちっぱなしがほとんどです。靴は履き慣れたスニーカーなど、疲れないものが良いでしょう。くれぐれもサンダルやヒールは履いていかないのが賢明です。ヒールだと周囲の人の足を踏んでしまう恐れもあるので、絶対に避けてください。また、サンダルは、会場の中で靴が脱げてしまう可能性も……。しゃがんで探すのはかなり困難なので、最初から履いていかないのがいいでしょう。


急な天候の変化には、レインコートがおすすめ

急に雨が降る可能性もあるので、雨具を用意することをおすすめします。もちろんライブ中は傘を差せないので、レインコートやポンチョを持参しましょう。アウトドアブランドから、コーデの邪魔にならないシンプルデザインのタイプや、アパレルブランドからは柄のあるスタイリッシュなものなども多数登場しているので、チェックしてみてください。

出典:WEAR(あやたさんのコーディネート)

最後に、文化庁による「Music Loves Art in Summer Sonic 2022」をご紹介します!


文化庁による「Music Loves Art in Summer Sonic 2022」

レアンドロ・エルリッヒ 参考画像:Order of Importance, Miami Beach, 2019, courtesy of Leandro Erlich Studio, photo: Steve Kehayias

サマソニTOKYOの会場である「ZOZOマリンスタジアム」および「幕張メッセ」では、文化庁によって、音楽とアートを融合させた分野横断的な取り組みが行われます。金氏徹平レアンドロ・エルリッヒなど国内外の現代アーティスト5名の大型作品を展示する「Music Loves Art in Summer Sonic 2022」を新たに実施し、世界に向けて発信していくといいます。


金氏徹平 参考画像:Hard Boiled daydream (Sculpture/Spook) #1 第42回丸の内ストリートギャラリー 主催:三菱地所株式会社 監修:公益財団法人彫刻の森芸術文化財団

国際的に影響力のある音楽イベントであるサマソニで、日本の現代アート作品を世界的なトップアーティストと一緒に展示し、発信することを通して、日本のアーティストの国際的な評価を高めるとともに、グローバルに活躍の場を広げるための原動力となることを狙うそう。また、今回の展示を通じて、日本が現代アートの国際拠点となるための一端を担うことを目指すとのこと。こちらも要チェックです!


以上、フェスに参戦する際の服装についてご紹介しました。くれぐれも体調管理に気をつけて、3年ぶりとなるサマソニの熱い夏を思う存分楽しんできてくださいね!