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ミラネーゼから絶大な支持を集めるミラノのおすすめスポット5選

ファッション、グルメにアートなど世界の最先端を行くミラノ。今回はファッションに敏感なミラネーゼたちから絶大な支持を集める、ミラノのおすすめの場所をご紹介します。

モードデザイナーが手掛けたヒップなルーフトップレストラン
「Celasio 7」

都会の洗練された雰囲気と美味しいイタリアン。お洒落なミラネーゼが集う「チェラジオ・セッテ(Celasio 7)」は、ファッションブランドDsquared2でモードを作り出すDeanとDan Catenがオープンした華やかなハイブリッドレストラン&バー。2015年のミラノ万博を機に再開発され、現在ミラノで最もモダンな場所の一つとなったガリバルディ地区にあります。日中は屋上から広がるミラノの景色を眺めながら食事ができ、夕方からはプールサイドで食前酒や夕食後のカクテルを楽しめます。シックでレトロな空間を求め俳優やモデルも頻繁に訪れるミラノで最もヒップな場所です。
Celasio 7(チェラジオ・セッテ)
via ceresio, 7 20154 milano
Tel+39 02 31039221
http://www.ceresio7.com/

スターシェフによるモダンイタリアンとワインがお目当て
「Carlo e Camila」

ミラノへ来たからには雰囲気の良いレストランで食事をしたい。そんな時におすすめしたいのがイタリア人スターシェフ、カルロ・クラッコが手がけるレストラン「カルロ・エ・カミラ(Carlo e Camila)」。コンクリートを基調としたシックな空間を美しいシャンデリアの光が照らし独特な雰囲気を作り出します。独創的な料理の数々は味だけでなくその美しさにも注目です。ワインリストも充実しておりイタリア全土のワインを揃えます。美味しい料理と厳選されたワインで大切な人とミラノの特別な時間を過ごすのにぴったりの場所です。
Carlo e Camila(カルロ・エ・カミラ)
Via Giuseppe Meda, 24, 20141 Milano
Tel+39 02 837 3963
https://www.carloecamillainsegheria.it/

モードの街ミラノの象徴にしてコンセプトショップの先駆け
「10 Corso Come」

モードの街ミラノを象徴するお店といえば ディエチ・コルソコモが一番。1991年にオーナーの Carla Sozzani (カルラ・ソッツァーニ)によってオープンしたファッションとアートが融合したコンセプトショップの先駆けとなった場所です。最新かつ一流の品揃えをチェックするため世界中のバイヤーやファッション業界の人々がミラノに来た際に立ち寄ります。店内にはカフェが併設されているので、スタイリッシュなインテリアの中で買い物の合間に一息カフェ休憩なんていかがでしょう。
10 Corso Come(ディエチ・コルソコモ)
Corso Como, 10, 20154 Milano
Tel+39 02 2901 3581
http://www.10corsocomo.com/

生粋のミラネーゼの手がけるショップにはミラノが詰まっています
「L' Arabesque」

ドゥオーモの近くにありながら、その喧騒を感じさせない路地裏にある「ララベスク(L’ Arabesque)」は、ウィメンズ、メンズラインの最先端のファッションに加え、カフェ、ライブラリーが併設された新しいスタイルのコンセプトショップです。生粋のミラネーゼであるキキ・メローニの独創的なセンスと情熱で生まれた店内はミラノの文化、ファッション、料理、歴史など、ミラノを代表するものすべてに触れることができます。50年代をイメージしデザインされたレストラン横のラウンジスペースには本棚やビンテージ、デザイナーズ家具が置かれ、伝統とモダンスタイルが融合したどこか懐かしく温かさを感じる空間が広がります。
L’Arabesque(ララベスク)
Largo Augusto, 10, 20122 Milano
Tel +39 02 7601 4825
http://www.larabesque.net/

ミラノの名建築家による5つ星ホテルには、おとぎの国が広がります
「Château Monfort – Relais & Châteaux」

洗練されたミラノの雰囲気とは一変、おとぎの国の世界感が広がる、「シャトー モンフォール(Château Monfort )」はルレ シャトーグループの5つ星ホテルです。ミラノ出身の建築家パオロメッザノッテによりデザインされたホテル内部に一歩足を踏み入れると長時間移動の疲れもふき飛ばしてくれる愛らしいデザインとおもてなしが迎えてくれます。ホテルの地下にはモダンなスパ&プールとワインセラーも完備されていて、女性はもちろん、カップルにおすすめのホテルです。
Château Monfort – Relais & Châteaux(シャトー モンフォール)
Corso Concordia, 1, 20129 Milano
Tel+39 02 776761
https://www.hotelchateaumonfort.com/

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ボローニャ在住歴約40年のコンテンポラリーアーティスト加納達則氏に訊くアーティストとしての旅路そしてボローニャの町<後編>

80年代にイタリアへ渡り、コンテンポラリーアーティストとして国際的に活躍する、加納達則氏へのインタビュー特集(後編)!今回は、現地在住約40年の加納氏が、2021年ユネスコ世界遺産の候補となっている街、ボローニャの真の見どころをご紹介します。

前編はこちら

ワカペディア: 前編は、アーティストとしての旅路に関するインタビューでしたね。特にアーティストの卵や、海外で活動を視野に入れている方々には、とても参考になるお話だったと思います。今回は、そんな加納さんがオススメするボローニャの見どころを教えてください!

加納: 楽しんでもらえたなら良かったです。そもそもボローニャはイタリア北部のエミリア・ロマーニャ州の州都であり、ヨーロッパ最古の大学があるため、イタリアでは多くの学生で賑わう若者の街として知られています。日本人に知られているのは、食でしょうね。「ラグー・アッラ・ボロニェーゼ」と呼ばれるミートソースだけでなく、タリアテッレ(きしめんのようなパスタ)やラザニアが有名で、美食の街とも言われています。その一方で絵本やアート、化粧品、食などの国際見本市も多く開催される他、ランボルギーニとドゥカティなど大手企業の機械工場などが立ち並ぶ工業都市なんですよ。

ワカペディア: そういえばグルメ好きなワカペディアチームも、数年前にミラノから特急に乗って、ボローニャで本場のボロネーゼを食べたのを思い出しました!どこのレストランに行ってもすごく美味しかったです。でも、ボローニャが工業都市だったなんて初耳です。

加納: 私も住むまでは知らなくてね。ボローニャには、フィレンツェやローマのような代表的な観光名所はあまりありませんが、歴史溢れる古き街並みに建築がよく馴染んでいるんです。中でも、ポルティコ(portico)とよばれる中世に造られた柱廊アーケードは、雨の日は濡れずに市内を歩くこともできる優れた建築で、ボローニャの名物ですね。市内だけで38kmもあるんですよ。このアーケードを歩きながら、丘の上のサン・ルカ教会まで散策するのがオススメです。

ワカペディア: 38kmものアーケードを歩いたら、いい運動になりますね(笑)ポルティコは、2021年のユネスコ世界遺産の候補地にもなっているようですし、ますます見逃せませんね!他に、日本人として特に紹介したい場所はありますか?

加納: 広島の平和記念公園や東京都庁舎などを手掛けた、丹下健三氏が設計したフィエラ地区センターですね。その規模と統一感は、ボローニャの国際見本市会場と一体化していて、現在でも有機体のような広がりをみせています。その建築群の玄関口には、イサム・ノグチ氏のモニュメントもあるんです。他にもボローニャには、建築家である高濱和秀氏の作品が沢山ありますね。ボローニャ・マルコーニ空港からバス停の待合ボックスにいたるまで、様々な形で残されています。幸いにも、ボローニャ空港のファーストクラスラウンジやエミリア・ロマーニャ州庁舎にも、私の作品が収蔵されているんですよ。

ワカペディア: 空港や州庁舎にまで作品が置かれているなんて、さすがです!予想以上に、ボローニャは日本人芸術家や建築家にとって所縁のある土地なんですね。そんな加納さんがオススメする地元のレストランはありますか?

加納: もちろん!しっかり食べたい人にオススメなのが、All'Osteria Bottegaですね。地域の伝統料理を楽しめるレストランですが、クオリティの高さは地元でも有名で、いつも満席です。あとは、Osteria del Soleですね。ここは昔ながらのオステリア(日本で言う居酒屋)なんですけど、食べ物を持ち込めるんです。近くのお惣菜屋さんで安く買ったつまみを片手に、美味しいワインを飲めるという、コスパが最高の居酒屋なんですよ。ちなみにテーブルは、こぼれたワインや長年の摩擦で黒光りしているような年季ものです。酔っ払って寝てしまった呑んべいのヨダレも付いてるかもね(笑)

All'Osteria BottegaAll'Osteria Bottega

ワカペディア: そんなに居心地が良いとは!(笑)見どころの建築とグルメスポットを教えてもらったので、次はアートを楽しめるスポットを教えてください。

加納: 前編でも紹介した家具デザイナーのディノ・ガヴィーナ氏のお店、Ex Negozio Gavinaかな。ボローニャの古い町並みと、店内にある現代家具や美術品のコントラストがとても印象的な空間です。私も一度、そこで展覧会を開催した事があるので、とても思い入れが強い場所です。イタリア人が得意とする、現代的なものと伝統的なものを上手に混ぜ合わせるという技術を、実践的に学ばせてもらった場所ですね。

ワカペディア: なるほど!お店自体がギャラリーのような場所なんですね。そんな加納さんのオススメアートスポットを、あともう少しだけ聞かせてください!(笑)

加納: 参考にして貰えるのなら嬉しいです(笑)ボローニャ国立絵画館 (Pinacoteca Nazionale)もオススメですよ。ここではルネサンス期の画家、ラファエロの聖セシリアという絵画や、グイド・レーニなどマニエリスト期の画家の作品を鑑賞できます。他にも(不安定な構図や非現実的な色彩法を組み込むことで、自然を超えた美しさを追求する)マニエリスムの画家の作品もあります。コンテンポラリーアートが好きな方は、ボローニャ近代美術館がオススメです。私が大好きな20世紀美術史を代表する巨匠、ジョルジョ・モランディの作品を見ることができます。ここに来る度に、いつか居間にモランディの作品を飾って、それを眺めながらお茶でも飲めたらな、なんて妄想するんですよ(笑)

ワカペディア: 素敵な夢ですね、私もいつか彼の作品に手が届くような人になりたいです(笑)最後に、加納さんから見るボローニャの良さについて聞かせてください。

加納: ボローニャの良さは、典型的な観光名所があまりない代わりに、イタリア人の生活や地元に根づいた文化を身近に感じられる事ですね。少し地味だけど、歴史的にも文化的にも豊富なところが、なんとも好きなんです。ちなみに、毎年夏には無料の野外映画祭が開催されて、フランシス・フォード・コッポラなどの名だたる監督も参加しているんですよ。

ワカペディア: 映画好きにはたまらないですね。今回のインタビューから、とても魅力的な街だということが伝わってきました。加納さん、貴重なお時間ありがとうございました!

「なぜ日本人アーティストがボローニャに?」そんな素朴な疑問から始まった加納氏へのインタビューだったが、彼の半生を知ることで、なぜ自身の才能をこの街で発揮できたのか、私達は分かったような気がした。日本人として守り続けているアイデンティティと、アートへの変わらぬ情熱。技術や語学力はもちろんのこと、その土台にあるエッセンスは紛れもなく、この小ぢんまりとした古き良きボローニャへの深い愛情だ。さぁ、コロナが収束した時のために、早速ワカペディアのTO DOリストにボローニャ観光を追加しなくっちゃ!

All’Osteria Bottega

Via Santa Caterina 51, 40123 Bologne
+39 051 585111
https://m.facebook.com/Osteria-Bottega-121651694555766/

Osteria del Sole

Vicolo Ranocchi, 1, 40124 Bologna
+39 347 968 0171
http://www.osteriadelsole.it/

ボローニャ国立絵画館 (Pinacoteca Nazionale)

Via delle Belle Arti, 56, 40126 Bologna
+39 051 420 9442
https://www.pinacotecabologna.beniculturali.it/it/

ボローニャ近代美術館

Via Don Giovanni Minzoni, 14, 40121 Bologna
http://www.mambo-bologna.org/

Ex negozio Gavina

via Altabella, 23, 40125 Bologna

前編はこちら

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映画「ローマの休日」の憧れのベスパに出会う、オートバイの博物館「ムゼオ・ピアッジオ」〜イタリアンアート探訪記

イタリア最大のオートバイの博物館「ムゼオ・ピアッジオ

フィレンツェのサンタ・マリア・ノベッラ駅から電車で約45分、トスカーナ州ポンテデーラにある「ムゼオ・ピアッジオ」は、ベスパの製造で有名なピアッジオの博物館です。ピアッジオはベスパをはじめとする、アプリリア、デルビ、ジレラ、モト・グッツィ、リジェ、スカラベオの7ブランドのオートバイを生産製造する世界トップクラスのオートバイメーカーです。現在は、オートバイの他にペダル付きオートバイのもペットやマクロカーを製造し、総年間台数は60万台を誇っています。ピアッジオ社はポンテデーラに工場と本社を置き、さらに世界50拠点に生産工場や研究センター5箇所を保有しています。

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ムゼオ・ピアッジオは、ピアッジオ社とポンテデッラ市がタイアップしたピアッジオ財団によって2003年に設立されたオートバイの博物館で、オートバイの博物館としてはイタリア最大の規模です。約5000㎡の敷地内には、ベスパを始めとするオートバイや飛行機にいたる約250点が展示されています。2フロアに別れた博物館の2階には、1969年にピアッジオの傘下に入ったデルビの小型から大型のスクーターも展示されている貴重なスペースです。

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また、ヒストリカルアーカイブには、19世紀後半の宣材のオリジナルが保管されていて、紙媒体、写真、デジタル素材やビデオなどを貴重な資料を閲覧することができるのも魅力です。ピアッジオ社の歴史を学べるとともに、その貴重価値の高いオートバイの数々、そのデザイン性の高いアートとテクノロジーを学べる貴重な場所として、イタリア国内のアート系、また技術系を学ぶ学生などが訪れています。

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創業約130年の歴史を誇る、イタリアの老舗オートバイメーカー「ピアッジオ

若干20歳のリナルド・ピアッジオは4人の技術者と共に、1886年にジェノバ工業地域で船舶用のパーツメーカーを立ち上げたのが、ピアッジオ社の始まりです。その後、鉄道車両や航空機を製造に至るまで事業を拡大しました。それまでのモーターやエンジンの技術を生かし、一大ブランド、スクーターの代名詞ともなった「ペスパ」が誕生したのが1946年のことでした。

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リナルドの息子、エンリコ・ピアッジオが手がけたベスパ。このベスパの名付け親も実はこのエンリコでした。プロトタイプを見たエンリコは、そのエンジン音とフォルムを見て、「Pare una vespa! (まるでスズメバチのようだ!)」と言ったことがきっかけで、イタリア語のVESPA(スズメバチ)というネーミングが付けられたという有名な逸話があり、博物館内には、こんなスズメバチが乗ったキュートなベスパも展示されています。

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戦略的な広告や映画の起用で、女性を惹きつけた「ベスパ」

1946年に初代ベスパ「VESPA 98」の製造を開始すると同時に、このポンテデッラの工場での生産を始動させました。世界的に一大ブームを起こしたピアッジオ社のベスパ。「またがらずに乗ることができる着座タイプとステップボード」「水たまりを走行しても、泥で服が汚れない」「女性が乗りやすいバイク」など明確なコンセプトを打ち出したことが、大ヒットの要因でした。また、独自の広告スタイルで、それまでには珍しい女性の広告への起用も、ピアッジオのベスパブランドの確立に繋がりました。

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イタリア製のピアッジオのベスパを世界的に有名にしたのが、憧れの映画シーンでのペスパの起用でした。中でも最も有名なのが、1953年に公開されたオードリー・ヘップバーンとグレゴリー・ペックの「ローマの休日」です。ローマ市内をペスパ「VESPA 125」に乗りながらローマ市内を散策する姿は印象的で、映画の多くの広告にも、ベスパに乗る二人の姿の写真が利用され、ベスパは女性の憧れのオートバイとして、さらに人気を高めることとなりました。

Audrey Hepburn and Gregory Peck on Vespa in Roman Holiday trailer.jpgBy Trailer screenshot

1946年以降、約60年の生産台数は1600万大を超え、計130モデルが世界中に送り出され、時代のムーブメントを作ったベスパ。日本では、1979年の大ヒットTVドラマ「探偵物語」の中でも松田優作がベスパP150Xに乗る姿が一大ブームとなり、日本でのベスパ人気に一躍を担いました。現在も、毎年斬新なデザインとアイディアで最新モデルを発表し、また昨年は1968年に発売し、人気を博した「プリマベーラ」の誕生50年を記念した、新型モデルVespa Primavera シリーズを発表するなど、いまだ業界の注目を浴びています。

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ヨーロッパで最大のオートバイの保有台数を誇るイタリア。オートバイはイタリア文化の一つと言っても過言ではありません。日本のみならず、イタリア、そして世界的に多くのムーブメントを起こした、イタリアの老舗オートバイメーカー“ピアッジオ”の歴史を心ゆくまで堪能できるスポット「ピアッジオ・ムゼオ」は、バイクファンに限らず、アートや文化的な観点からも、一度足を運んでみる価値のある博物館です。

[ Museo Piaggio ]

●住所:Viale R. Piaggio, 7 – 56025, Pontedera
●営業時間:火曜-土曜 / 第四日曜日 AM 10:00-PM 6:00
●公式サイト:https://www.museopiaggio.it/en/

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ブルガリと画家・千住博氏のコラボレーションモデル「オクト フィニッシモ オートマティック 千住博」が登場

革新的なイタリアのものづくり

ブルガリは日本人画家・千住博氏とのコラボレーションモデル「OCTO FINISSIMO HIROSHI SENJU/オクト フィニッシモ オートマティック 千住博」を発表しました。千住氏の作品のモチーフである滝を「オクト フィニッシモ オートマティック」の中に表現することで生まれた特別限定品です。

慣例を打ち破り優雅にチャレンジする、そんなイタリアの創造的な精神を体現したのが「オクト」。ラテン語で「8」を意味する「オクト」という名をもち、ローマ建築からインスパイアされた、八角形と円形を組み合わせた力強くエレガントなデザインです。その中でも今回のコラボレーションのベースとなった「オクト フィニッシモ」は最高級モデル。

さまざまな滝を描き、日本を代表する画家のひとりである千住明氏。彼の作品は、天然素材由来の顔料を用いて伝統的な日本画の技術により制作されています。日本とイタリアの美意識が融合することで完成した時計が「オクト フィニッシモ オートマティック 千住博」です。

チタン製の「オクト フィニッシモ ミニッツリピーター」、ステンレススチール製の「オクト フィニッシモ トゥールビヨン」、ピンクゴールド製の「オクト フィニッシモ オートマティック」という3つのモデル。それぞれダイアルには、グレー、ブルー、ピンクのマザー・オブ・パールが用いられ、滝を表現しています。

イタリアと日本の美意識の融合

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「オクト フィニッシモ ミニッツリピーター」 チタンモデル  ¥1,720,000円(税別) 世界限定30本 2018年6月発売

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「オクト フィニッシモ トゥールビヨン」 ステンレススティールモデル ¥1,620,000(税別) 世界限定30本 2018年9月発売予定

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「オクト フィニッシモ オートマティック」 ピンクゴールドモデル ¥5,150,000(税別) 世界限定6本 2018年10月発売予定

「滝の流れを見ていると、流れ落ちる水を通して、時の流れを見ている気がしてくる。こんな速い速度で時は流れ過ぎていってしまっているのだな、と思う」

「過ぎ去っていく時間」と「滝の流れ」を重ねる千住氏。その哲学を反映した時計には、日本で古代から神聖なものとして崇拝されてきた滝の荘厳さと流麗さがあらわれています。

今回発表された3モデルが1つのボックスに納められた「 オクト フィニッシモ 千住博 セット」はたった1つの特別限定品です。ダイアルには千住氏本人によるハンドペイントが施されています。

ブルガリ オクト フィニッシモ 千住博 セット
「オクト フィニッシモ 千住博 セット」 限定1点 価格未定

ブルガリ オクト フィニッシモ 千住博 セット