FASHION 01 Feb 2021

日本伝統の金継ぎとイタリアンジュエリーの出逢い。Pomellatoの新作が完成


割れてしまったりヒビが入ってしまったりした器に漆をコーティングし、金などの金属粉で装飾して仕上げる日本古来の修復技法、金継ぎ。その技術を用いて、割れてしまったジュエリーをアップサイクル(*)した、魅力的なオリジナルカプセルコレクションをPomellato(ポメラート)が発表しました。
(*アップサイクル:再利用ではなく、元よりも次元・価値の高いモノを生み出すこと)

割れてしまったジュエリーをアップサイクル

通常、欠ける・割れてしまったストーンは廃棄されてしまうことが多くあります。それらを再利用しながら金継ぎ技術を取り入れ、イタリアンメゾンが誇るジュエリー制作の技術と日本古来の伝統技術が見事に融合したプレシャスな新たなジュエリーが誕生しました。

金継ぎとジュエリーのコラボレーション

本コレクションは、日本の金継ぎの女性アーティストとのコラボレーションから生まれました。彼女がストーンに愛情を込めて尊さと新しい命を吹き込み、ミラノの本社カーサ・ポメラートでは熟練した職人の手によって、印象的なミニマルなリング、イヤリング、ペンダントに仕上げられます。

Pomellatoのクリエイティブディレクターであるヴィンチェンツォ・カスタルド氏は、2019年に東京を訪れた際に金継ぎという芸術についての知識を深め、すぐにこの古くからの芸術精神に親近感を覚えたと話します。

「私は日本の考え方の優雅さと、壊れたものがこの修復行程を通し、より尊くなるという考えに惹かれました。傷つき癒えることを強さの証として祝うという考え方は、とても現代的な哲学だと思います。そして、捨てるのではなく再利用することは、私たちの生活やサステナビリティへの取り組みに深く関連しています。ミラノと東京は何マイルも離れていますが、人工的で 完璧なものに勝る多様性と不完全さから生まれる美を受け入れるという、詩的で並外れたビジョンを共有しています。そこにインスピレーションを受けて、ポメラートに金継ぎを取り入れる方法を見つけ出しました」

Pomellatoが考えるサステイナビリティ

サステナブルな解決策を見出すことにコミットするPomellato。ラグジュアリーなジュエリーを生み出し続けながらも、ダイヤモンドやカラーストーンの素材の選択(トレーサビリティ)や、伝統やミラノの金細工職人の保護など、ジュエリー制作における環境に配慮したアプローチを採用してきました。

そして「不完全な美しさ」を大切にし、完璧を目指すのではなく、個性的で自然な仕上がりを目標としています。一つひとつのジュエリーは、真の意味で一点ものであり、これこそがプレシャスの真髄であるとカスタルド氏は述べています。

Pomellato(ポメラート)

斬新でカラフルなデザインを特徴とするイタリア初のグローバルファッションジュエリー・ブランド。ニュー・プレシャス。 エコ・コンシャスな未来を目指し、現在、レスポンシブルゴールドの調達 100%実現しているポメラートは、1967 年にミラノで設立され、 ジュエリー界にプレタポルテの概念をもたらしました。熟練の金細工職人の手で作られたポメラートのジュエリーはそのユニークな デザインとカラフルなジェムストーンが特徴です。ポメラートならではのアイコニックなスタイルは、革新的なカットやセッティング技術に よって実現されています。
ポメラートは、ファッション、レザーグッズ、ジュエリー、ウォッチ製品を扱う、選び抜かれたラグジュアリーブランドを擁すグローバル・ ラグジュアリーグループであるケリングの一員です。

https://www.pomellato.com/

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