伝統的な「マクラメ」をアイコンとした、2018年に創業したサステナブルブランド「PIPATCHARA(ピパチャラ)」。マクラメとは、紐や糸を手で編み、結び目を作ることで模様を生み出していく技法のこと。ハンドメイドで1点ずつ丁寧に作り出す、上質なバッグや靴を展開しています。
ピパチャラは、タイ・バンコク出身で、アメリカ・サンフランシスコでファッションデザインの学位を取得後、ラルフローレンやジバンシィ、クロエ等のハイブランドでデザイナー経験を持つ妹のPipatchara(ピパチャラ)氏と、サステナブルの専門知識を持つ姉Jittrinee(ジットゥリーニ)氏の2人で立ち上げたブランドです。2019年に日本へ上陸して以来、世界各国において徐々に展開の場を広げています。
タイ北部のローカルコミュニティにて作られるピパチャラのアイテムは、マクラメの手工芸技術を通じ、雇用と収入の行き届いていない地元地域へ貢献。地域社会に焦点をあてた取り組みを行っています。
使用される革は、イタリア・トスカーナ地方で製造された上質な素材で、地元産業の副産物です。2022年には米フォーブス誌が行った「女性が設立したエシカルブランド5選」に選出された他、世界最大級の複合フェスティバル「SXSW(サウスバイサウスウエスト)」ではアン・ハサウェイが、世界最高峰の映画賞である「アカデミー賞」ではザジー・ビーツがピパチャラのバッグを手に登場するなど、今話題のブランドとして脚光を浴びています。
今回は、そんな話題沸騰中のピパチャラのバッグを5点ピックアップします!
AMU BAG
落ち着いたグリーンカラーとクロコの型押デザインがエレガントなアイテム。バッグ中央のマクラメ編みは、中世にラクダの荷物の結び紐から広まったモチーフだといわれています。モダンなデザインの編地は、カジュアルコーデからフェミニンスタイルまで、幅広いスタイリングにマッチします。
JADE BAG
アイコンのマクラメが本体全面に施されたハンドバッグ。編み込みが交差する部分にはリングをプラスし、華やかなアクセントになっています。ライラックカラーが、上品な印象を醸し出しています。
MEDIUM AMU
サイドのフリンジは、砂漠を歩くラクダの害虫避けが発祥といわれたモチーフ。バッグを持って歩くとフリンジが軽快に揺れて、愛着の湧くチャーミングな逸品です。今季はフリンジに熱視線が注がれており、コーデに取り入れた瞬間、トレンドライクな着こなしが完成します。
MINI AMU
大好評の「AMU BAG」のミニサイズ版バッグ。コンパクトで可愛らしいシルエットと、マクラメがポイントになっています。お出掛けやパーティなどのイベント時に活躍すること間違いなし。
SAMA BOX BAG
アラビア語で「空」という意味を持つ「SAMA(サマ)」。サハラ砂漠の空をイメージして名付けられたアイテムです。スタイリッシュな長方形と、中世のアラビアから伝わるマクラメ編みのストラップがアクセントになったスタイリッシュなバッグです。
以上、今話題を集めるピパチャラのバッグをご紹介しました。気になるアイテムがあったら、ぜひチェックしてみてくださいね!
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