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ナポリシャツの代名詞「LUIGI BORRELLI(ルイジ ボレッリ)」の洗練大人シャツ5選

1957年、イタリア・ナポリにおいてシャツメーカーとして創業した「LUIGI BORRELLI(ルイジ ボレッリ)」。当時、平面的で硬い縫製のシャツしかなかった時代に、人体を徹底的に研究し、ミシンとハンドワークを使い分けながら、量産を前提とした最高の着心地のシャツを完成させました。その結果、ナポリシャツの代名詞として世界中で愛されるようになります。2001年からは、上質な着心地と最高のクオリティを追求したスーツ、ジャケット、ボトムス、ニットウエアなど、トータルで展開を開始しています。

今回は、そんなルイジ ボレッリで見つけた、大人男性におすすめのシャツを5点ピックアップ! 早速、みていきましょう。

世界で最も美しいセミワイドカラーと称される「LUCIANO」

LUCIANO 35,000円(税抜)/LUIGI BORRELLI(ルイジ ボレッリ)LUCIANO 35,000円(税抜)/LUIGI BORRELLI(ルイジ ボレッリ)

服飾評論家として活躍した、故・落合正勝氏も愛したマスターピース「LUCIANO(ルチアーノ)」。ルイジ ボレッリのブランドの顔として愛されているルチアーノは、数年おきに改良され、新しい姿に進化しています。

最新のルチアーノは、細身のスーツ(ジャケット)が主流になっている今の時代に合わせて、
衿羽根、衿腰、前台衿の3カ所が、従来のものよりも短く(低く)モディファイされています。3カ所をバランスよく修正することで、世界で最も美しいセミワイドカラーシャツと謳われた先代のルチアーノの黄金比を崩すことなく、時代にベストマッチした衿型を作り出しています。

最高品質のコットン素材を原料にした細番手糸(双糸)で織られたポプリンは、薄っすら光沢を帯びていて高級感があり、まるでシルクのような滑らかな肌触り。ドレスシャツの基本である無地ポプリンだけに、かなりクオリティにこだわっており、ベーシックな中にも違いが感じられます。

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イタリアの色気と艶を宿すボタンダウンカラーの新定番「GABLE」

GABLE 35,000円(税抜)/LUIGI BORRELLI(ルイジ ボレッリ)GABLE 35,000円(税抜)/LUIGI BORRELLI(ルイジ ボレッリ)

ボタンダウンカラーシャツの新定番「GABLE(ゲーブル)」。ゲーブルは、最高傑作と謳われた「VALERIO(ヴァレリオ)」の後継モデルになります。ナポリシャツ伝統のハイカラー(高めの衿腰)や長めの衿羽根は、細身のスーツ(ジャケット)が主流になっている近年のファッションには、消化不良気味なところがありました。そこで登場したのがゲーブルです。

衿羽根を短く、衿腰を低く、さらには衿羽根の開きを若干大きくすることで、すっきりした印象に生まれ変わっています。薄くてやわらかい衿芯(フラシ芯)によって生み出される”猫の足のような”と例えられる美しい衿羽根のロールは健在なので、ヴァレリオ愛用者にも気に入ってもらえること間違いなし。色気と艶のあるイタリアンスタイルのボタンダウンシャツなので、カジュアルコーデに投入しても、上品に決まります。もちろんタイドアップしてもOKです。スーツスタイルにも合うので、一枚持っていると活躍してくれるアイテムです。

ブランドを象徴する元祖イタリアンカラー「NISIDA」

NISIDA 35,000円(税抜)/LUIGI BORRELLI(ルイジ ボレッリ)NISIDA 35,000円(税抜)/LUIGI BORRELLI(ルイジ ボレッリ)

2019年春夏シーズンから「LUIGI BORRELLI TOKYO」のドレスシャツ最注目株としてラインナップに加わったイタリアンカラー「NISIDA(ニシダ)」。イタリアンカラーとは、衿と前立ての裏部分がオープンカラーのように縫い目のない、衿が一枚の生地で出来ている衿型のこと。ナポリの南東に位置するニシダ島からその名をとった同モデルは、ルイジボレッリが創業した間もない頃から存在する数少ない衿型のひとつです。

90年代のクラシコイタリア全盛期に、ルチアーノやヴァレリオと並ぶ人気を誇ったニシダは、初代当主ルイジボレッリが考案したブランドを象徴する衿型になります。ここ数年、カジュアルシャツでのイタリアンカラーが人気を博している中、クールビズスタイルに適したドレスラインでの展開を復活させました。

近年クールビズシーンにおいて、麻混の軽やかで明るいネクタイを着用したいという声が増えている中、ニシダはそんなスタイルと非常に相性の良いおすすめのアイテム。また、ルチアーノなどの他のドレスシャツに比べ、第二ボタンの位置が低いため、首元のボタンを外して着用すると、フロントから襟にかけて生地がきれいに返り、鎖骨から首筋へのセクシーさを際立たせてくれます。ノーネクタイにもタイドアップにも対応可能な万能選手なのですが、まだあまり出回っていない玄人好みな衿型です。ときにはセクシーに、ときにはきちんと着られる、イタリアンカラーとセミワイドカラーのいいとこ取りのハイブリッドシャツです。

エレガントで開放感たっぷりのイタリアンカラー「VESUVIO」

VESUVIO  34,000円(税抜)/LUIGI BORRELLI(ルイジ ボレッリ)VESUVIO  34,000円(税抜)/LUIGI BORRELLI(ルイジ ボレッリ)

日本のリクエストで誕生した衿型「VESUVIO(ヴェスヴィオ)」。ナポリの象徴ヴェスヴィオ火山からその名をとった同モデルは、以前登場して人気を博した「TOMO(トモ)」を改良したイタリアンカラーになります。もともとは南イタリアで生まれたリゾートシャツですが、エレガントで開放感のある佇まいから、今ではノーネクタイ専用シャツとして広く親しまれています。クールビズスタイルにもおすすめしたい、涼しく、ちょっぴりセクシーなシャツです。

ヴェスヴィオは、第一ボタンを外すと衿羽根が後方へ流れて美しく色気のある表情が生み出されます。(前立て上部を含む)襟全体に上等なフラシ芯を使用することで、自然なふくらみを与え、ナポリシャツらしい独特な色気を生み出しているところにボレッリらしさが光ります。第一ボタンを外して着るのがセオリーですが、前台衿風のデザインになっているのでタイドアップも可能です。

ナポリシャツらしい独特な色気が漂うホリゾンタルカラー「NA35」

NA35  31,000円(税抜)/LUIGI BORRELLI(ルイジ ボレッリ)

デザイナー ファビオ・ボレッリ氏がイチオシするのが、こちらの「NA35」。NA35は、ドレス・カジュアル共通の衿型として開発されたホリゾンタルカラーです。衿羽根が水平に近い角度で開くホリゾンタルカラーのお手本とも言える衿型なのですが、やわらかめの衿芯が使用されているため、衿羽根に自然なふくらみが生まれます。襟を正面から見ると、衿羽根がゆるやかなカーブを描いていることが分かります。このカーブが、ナポリシャツらしい独特な色気を生み出す大きな要因になっています。

衿腰および前台衿はドレスシャツ同様の設計になっているので、くだけた印象になりすぎず、タイドアップしてもお洒落に決まります。もちろんボタンを外してラフに着ても◎。クセがなくて合わせやすい、非常にバランスの良い一枚です。

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https://www.luigiborrelli-onlinestore.jp/

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