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BVLGARI(ブルガリ)「ビー・ゼロワン デザイン レジェンド」にセラミックをあしらった新作ジュエリーが登場

「ITALIANITY」編集部

2019.03.07

BVLGARI(ブルガリ)を象徴するコレクション「ビー・ゼロワン デザイン レジェンド」。このコレクションで初となるセラミックをあしらったネックレスとリングが2019年2月から全国のブルガリ・ショップにて発売中です。

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革新性と大胆さを表現 ローマの象徴コロセウムに着想を得て誕生した「ビー・ゼロワン」

1999年に、ブルガリ誕生の地ローマを代表する遺跡、コロセウムの円形に着想を得て誕生したブルガリの「ビー・ゼロワン」。
そのインスピレーションから、このコレクションは、慣習にとらわれず束縛されない大胆な精神を体現し、革新性と大胆さを合せ持つ新たなスタイルを表現してます。

「ビー・ゼロワン」はコレクションの誕生から現在まで、大胆な素材との組み合わせや革新的なデザイン、そして豊かな創造性を誇る巨匠とのコラボレーションなどによって、人々に愛され続けてきました。2017年には、世界的に著名な女性建築家である故ザハ・ハディッドがアイコン「ビー・ゼロワン」を再解釈した「ビー・ゼロワン デザイン レジェンド」を発表。「ビー・ゼロワン」の歴史に新たな1ページを刻みました。

そして2019年、ブルガリは「ビー・ゼロワン」の20周年を記念し、「ビー・ゼロワン デザイン レジェンド」の3作目となる新コレクションを発表しました。
「ビー・ゼロワン デザイン レジェンド」のオリジナルデザイン、ピンクゴールドのフォルムはそのままに、コレクションで初となるブラック、そしてホワイトのセラミックを用いたリングとネックレスが加わりました。

ブルガリは、大胆でコンテンポラリーなデザインに伝統的な素材と現代的な素材を融合させることで、シックでありながらエッジの効いたオリジナリティ溢れるジュエリーを作り上げました。ローマ人らしい気質と、「ビー・ゼロワン」がいつの時代も愛される普遍的な存在であることを、あらためて証明しています。

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ビー・ゼロワン デザイン レジェンド リング PGxブラックセラミック 275,000円(税抜)

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ビー・ゼロワン デザイン レジェンド リング PGxホワイトセラミック 275,000円(税抜)

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ビー・ゼロワン デザイン レジェンドネックレス PGxブラックセラミック 325,000円(税抜)

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ビー・ゼロワン デザイン レジェンド ネックレス PGxホワイトセラミック 325,000円(税抜)

お問い合わせ先

ブルガリ ジャパン 03-6362-0100
https://www.bulgari.com/ja-jp/

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究極の機能美!「にっぽん縦断 こころ旅」の水さんがイタリアの自転車を語る

Keiko Shimada

2025.04.25

「ジロ・デ・イタリア」をはじめ、数々のロードレースが開催されるイタリアは自転車大国。スタイリッシュなメーカーから職人気質の工房まで、こだわりのブランドが揃っています。今回は、NHK BSの人気番組「にっぽん縦断 こころ旅」のエンジニアとしておなじみの「水さん」こと水﨑ユタカさんに、個性ゆたかなイタリアの自転車についてうかがいました。


イタリア人にとって自転車とは?

俳優の火野正平さんが、自転車に乗って手紙の送り主を訪ねるNHK BSの人気番組「にっぽん縦断 こころ旅」は、14年にわたって日本各地を駆け抜けた人気番組。その番組にエンジニアとして参加し、最後尾を走っていた水﨑さんは、埼玉県で「シクロ工房スピットガレージ」という自転車ショップを経営しています。ショップを訪ねると、店内はヴィンテージフレームや自転車パーツが所狭しと並び、ファン垂涎の逸品やイタリア車もたくさん!まずはイタリア人にとって自転車はどんな存在なのかうかがいました。


毎年、5月に3週間にわたって開催される「ジロ・デ・イタリア」は、イタリア最高峰のプロ自転車ロードレース。「プロのレースに限らず、イタリアは町おこしでレースがいっぱいあって、子どもたちが乗るお祭りのレースで賞金が出ることもあります。昔は結構ハングリースポーツだったと言えるでしょうね」。日常の足であり、スポーツとして楽しみ、賞金稼ぎという現実的な目的もあったイタリアの自転車事情。スポンサーがバックアップするフランスのレースとは違う草レースのような形で、イタリアでは自転車に親しんできた歴史があります。


人々の暮らしに身近だった自転車は、デザイン的にはどんな特徴があるのでしょうか?「イタリアはやっぱり機能美の追求ですね。風洞実験をして空気抵抗を減らしたり、ずっと努力を重ねているメーカーが多いです」。色へのこだわりもイタリアらしさのひとつ。「BIANCHI ビアンキ」のチェレステ(天空)、「GIOS ジオス」のジオスブルーなど、ブランドを象徴するカラーが人気のメーカーもあります。


火野正平さんが乗っていたTommasini

スチールフレームを溶接から塗装までイタリアの自社工場で行う「Tommasini トマジーニ」。エレガントな細身のメッキラグのスチールフレームと多彩なカラーリングが、自転車ファンに支持されています。創始者のイリオ・トマジーニは、現役の選手だった1948年にフレームビルダーとなり、その後ミラノで名匠ジュゼッぺ・ペラに師事し、フレームビルディングのすべてを受け継いでトマジーニを設立しました。世代を超えて受け継がれた職人たちの技術と経験は、フレームのディテールや自転車の性能に大切なジオメトリーに活かされています。

「ニッポン縦断 こころ旅」で火野正平さんが乗っていたのは、トマジーニの「Sintesi シンテシー」。スチールの中でもしなやかでそこそこ軽く、乗りやすいモデルで、火野正平さんに「トマジーニ シンテシー」を選んだのは水﨑さんでした。「多くのサイクリストやプロレーサーに熱く支持されている理由は、実際に乗って走ってみると、よくわかります」。


イタリア生産にこだわるCASATI

モンツァにあるイタリア屈指の歴史あるブランド「CASATI カザーティ」。1920年の創業以来、イタリアでの生産にこだわり続け、現在でも溶接をはじめとした工程はすべて自社工場で行なっています。溶接痕が見えないフィレットブレイズ工法やネジを隠す特許のヒドゥンシートバインダーなど、ハンドメイドならではの優れた技術により、プロダクトというよりアートと呼びたくなる美しさです。

ジャンニ・ブーニョをサポートしたブランドとして有名ですが、イタリアのU23チームにフレームを供給していたこともあり、レースから得たノウハウを製品にフィードバック。多くのブランドが生産拠点をアジアに移したいまも、カザーティはMADE IN ITALYの「CICULI」自転車工房のスピリットを継承しています。


名門コルナゴの美しいヴィンテージ

「Asso di Fiori」クローバーのマークで知られる「COLNAGO コルナゴ」は、ミラノ近郊の街カンビアーノで、エルネストとパオロのコルナゴ兄弟が始めた自転車工房。数々のロードレースで優勝を重ね、常に有力プロチームに自転車を供給し、名門としての地位を築き上げました。2024年には、タデイ・ガルチャがジロ・デ・イタリア、ツール・ド・フランス、世界選手権で優勝し、トリプルクラウンを達成。現在、ロードレースのトップを疾走するブランドですが、クラシカルなヴィンテージ自転車も完璧な美しさを誇ります。

一時期、軽さからカーボン素材が支持されていましたが、「溶かして再生できるので、サステナビリティという意味で、ヨーロッパでは鉄が見直されていますね」。自転車素材として、鉄の良さが見直されている現在、イタリアの職人の手仕事が、再び脚光を浴びそうです。


初心者におすすめはGIOS MISTRAL

これからスポーツ自転車に乗りたいと思っている方におすすめのモデルは?「やっぱりジオス ミストラルあたりがいいんじゃないかな。非常にしっかり造ってあるし、その割にリーズナブル。小柄な人に合うサイズもあります」。ちなみに筆者は自転車通勤しているのですが、愛車は「ジオス ミストラル」。とても乗りやすいお気に入りなのですが、街乗り自転車から乗り換えた当初は、Shimanoのブレーキの効きが良すぎて、急ブレーキをかけて自転車ごと1回転してしまったことがありました。幸いかすり傷ですみましたが、スポーツ車に初めて乗るときはご注意を!


自転車を愛し、自転車で走ることをエンジョイし、レースに熱狂し、モノづくりにこだわるイタリア。頼もしい相棒になる自転車と出会って、イタリア流に毎日を楽しんでみませんか。


シクロ工房スピットガレージ

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