新型コロナウイルスの感染拡大を阻止する研究を強化可能に
イタリアの高級ブランドブルガリは、新型コロナウイルス感染拡大を受けて、ローマ市にあるラザロ・スパランツァーニ病院の研究部門へ多額の寄付をしました。これにより国立感染症研究所 デル・ヴェッキオ・パビリオンのセミナールームに最先端の3D顕微鏡が納品され、今後の新型コロナウィルスの予防と治療のための研究に役立てられます。
ローマ初となる最先端の3D顕微鏡
最先端の顕微鏡は、3次元の生体サンプルからも微細な細胞構造を正確に解析し、その成長と他の微生物との相互作用を経時的に追跡する機能を持った、新型コロナウィルス感染を細胞レベルで研究するための理想的なツールです。同顕微鏡がローマ市に設置されるのは初であり、国立感染研究所の研究者が革新的な実験を用いた研究手順を成し遂げる可能性につながるでしょう。
3月6日にローマで行われた顕微鏡の納品式では、ブルガリ・グループ CEO ジャン-クリストフ・ババンは次のように述べました。
「私たちの寄付は膨大な量を要する研究において、まだまだ小さな一歩でしかないかもしれません。しかしながら信じられないほど前向きに、昼夜をかけて研究に邁進する皆さまの御尽力により、週を追うごとに、目覚ましい進歩へと繋げてくださることでしょう。イタリアのみならず、世界中から新型コロナウィルスが撲滅されることを信じております」
ブルガリ
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