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男心をくすぐる職人技のイタリアンジュエリー

女性用のジュエリーは繊細でエレガントなものですが、男性用のジュエリーというと、バイカーやネイティブ・アメリカンなどのゴツくて重厚なものが主流ですよね。男性でも、品が良く、それでいてどこか無骨さもある、そんなジュエリーを身につけたいと思う方もいらっしゃるのでは。昔から職人の地位が高いイタリアでは、熟練した匠の手仕事の味わいと、ユニセックスで品格あるジュエリーコレクションをもつブランドがいくつもあります。ブチェラッティもそのひとつです。


初代マリオ・ブチェラッティによって、アドリア海に面したアンコーナの町に1891年に創業。その後、2代目のジャンマリア・ブチェラッティが、長くイタリア宝石協会のプレジデントを務めていたことからも、その高い信頼性が伝わるハイジュエラー。顧客にはヨーロッパ各国の王侯貴族を始め、バチカン市国も名を連ねています。


イタリアの高級リゾート・カプリ島をはじめ、パリのヴァンドーム広場、NYの五番街(現在はマディソンアヴェニューに移転)、ドバイといった世界の名だたる宝飾ブランドが軒を連ねる街にも出店しており、国内では東京銀座をはじめ伊勢丹新宿、銀座和光、高島屋、大丸、三越といった一流百貨店でのみ取り扱われています。


リング740,000円/ブチェラッティ
リング740,000円/ブチェラッティ

ブチェラッティの「マクリ」コレクションは、ユニセックスで付けることができるシリーズ。ひとつひとつ、ミラノのアトリエで職人が手作業で仕上げている繊細なコレクションです。クラシックなうえに、手仕事の味わいを存分に味わえるうえ、匠の技は男心をもくすぐるのではないでしょうか。


ゴールドの指輪をアップで写した写真です。

リングの表面を見ていただきたいと思います。細かなストライプの溝が彫られていることがわかるでしょう。これは「リガト」と呼ばれるこのメゾンの彫金技法で、シルクのような表面感を生み出します。これが手作業で施されているなんて、ちょっと驚きですよね。


ネックレス730,000円/ブチェラッティ
ネックレス730,000円/ブチェラッティ

こちらのネックレスは、ティアドロップ型のヘッド部分に中心から放射線状に「リガート」による細かな溝彫りが施されています。鏡面加工のゴールドならイメージが湧きやすいですが、こんな表面感なら手にしたときにしっとりとした質感とともに、ハンドメイドならではの温かみがありますし、指紋がつきにくいなんていう利点もありそうですね。


ゴールドのネックレスをアップで写した写真です。

特筆すべきは、ダイヤをあしらった中心部にさらに彫金で施されたリーフのような模様です。これも職人が一枚一枚手仕事で彫り上げているもの。工房での作業風景を思い浮かべれば、ギア好きの男性をその精巧さに虜になってしまうのではないでしょうか。



ブレスレットはイエローゴールド、シルバー・ゴールド、ピンクゴールドの3種類をラインナップ。こんな細い3面の部分にもしっかり「リガート」とリーフ模様が施されています。腕時計との重ね付けもできそうですし、これならパートナーとペアでつけるのもよさそうですね。


コレクション名となっている「マクリ」とは、ブチェラッティ家の二代目、ジャンマリア・ブチェラッティの娘さんの名前からつけられました。女性らしくシンプルなエレガンスにインスパイアを受けて、ミニマルで美しいデザインに仕上げられています。ダイヤモンドもあしらわれたラグジュアリーなジュエリーですが、単にラグジュアリーなだけでなく、しっかり主張も残されている。こういう仕事ぶりに、男って惹かれてしまうんですよね。


https://jp.buccellati.com/jp

ブチェラッティ 03-4461-8330