FASHION

FASHION

脱ストリート! スリム化へと大きく動いた
2020-21秋冬メンズファッション

2020-21秋冬メンズコレクションの変化

2020-21秋冬メンズコレクションで特徴的なのが、エレガント回帰です。今季はダボっとしたボリューム感のあるパーカが影を潜めるなど、これまで長く続いてきたストリートブームから一変、身体にフィットするシャツやニットなどが数多く見受けられました。いわゆるストリート一辺倒だったこれまでに比べ、スーツがトレンドに挙がるなど、今シーズンは新たな支流が生まれています。

もちろん、これからもTシャツや、パーカ、スニーカーなどのストリート由来のファッションがなくなることはないでしょう。コロナ禍の今、リモートワークや外出自粛でおうち時間が増加するなど、着ていて心地良い洋服が以前にも増して求められています。ただ、ここ数年続いていたハイファッションにおけるストリートブームは、この秋冬は姿を隠しています。

スリム化

そんなスリム化へと大きくシフトした今季、おすすめなのがEMPORIO ARMANI(エンポリオ アルマーニ)。エンポリオ アルマーニは、1981年に発表されたラインで、GIORGIO ARMANI(ジョルジオ アルマーニ)に比べると若者から更に上の年齢層まで、より幅広い年代に向けたラインとなっています。エンポリオは、イタリア語で「市場」という意味を持ち、より広くアルマーニのコンセプトをマーケットに対して広めようとしてできたブランドです。

今季のエンポリオ アルマーニは、山形が繰り返されるジグザグ型の縞柄のシェブロン、ニシンの骨を思わせるような、山形と逆山形が入り混じった模様で「ニシンの骨」という意味のヘリンボーン、千鳥格子などの細かい格子を組み合わせたグレンチェック、斜めストライプなど、メンズならではのクラシックなファブリックが多数登場。ジャケットとコートには、ベルベット、モールスキン、ウールクロスなどの異なる素材で裏襟が施されています。

アルマーニの2020-21秋冬メンズコレクション

こちらは、シェブロン柄のウールとナイロンのキルティングの切り替えが特徴となったロングコートを主役にしたコーデ。今季らしくボリュームが抑えられており、着膨れしないのが嬉しい。リバーシブル仕様のコートなので、その日の気分に合わせてスタイリングを楽しめます。パンツはセットアップで共地のウール素材で作られており、あたたかいはき心地です。

膨れ織のような加工が施された、レザー製のライダースジャケット。今季トレンドのスリムフィットを体現しているアイテムで、クールな印象を醸し出しています。同じくレザーのボディバッグを肩掛けして、アクセントを加味しています。

シャイニー素材が混紡された、下襟(ラペル)の先が上向きになっているのが特徴のピークドカラーのロングコート。フォーマル感があり、優雅さや華やかさを演出できるのが魅力です。これ一枚着用するだけで、エレガントな印象をプラス。パンツはシャドーストライプ生地で、縦ラインを描くことができるので、スタイルアップ効果が期待できます。

EMPORIO ARMANI
https://www.armani.com/jp/armanicom
Facebook
twitter

イタリアの情報が満載のメールマガジン登録はこちらをクリック