LIFESTYLE

LIFESTYLE

今年はどうする?ミラノの大晦日

ITALIANITYロンバルディア特集KV

そろそろ年の瀬。大晦日をどう過ごすか?が話題になっています。


イタリアでは「Natale con i tuoi, Pasqua con chi vuole」という言葉があり、日本語だと「クリスマスはあなたの家族と過ごすけど、パスクワ(←ココには好きな祝日が入ります)は好きな人と過ごす」と言う意味になります。クリスマス以外の休みは好きな人と好きな場所で過ごす、これがイタリア流の過ごし方です。


そんなわけで、大晦日というと。家族で穏やかに過ごすというよりは、友人とレストラン・自宅で年越しパーティーや、ディスコ・クラブで開かれるイベントに参加するという方が多いのです。


2020年はCovid-19で家から出られませんでしたが、例年だと12月はレストランの掻き入れ時です。大晦日はどの街でも街の中心広場に舞台が立ち、そこで年越しのカウントダウンイベントが行われます。ただし、2022年はまだ未定です


Piazza Duomo

例年ですと、ミラノ大聖堂(ドゥーモ)の前の広場でコンサートや花火が上がるイベントがあるのですが。残念ながら2021年12月15日現在、まだ発表されていません。コロナの影響で大勢の人が集まるイベントはまだ難しいのかもしれません。 


レストラン

人気レストランの大晦日は早めの予約が必要です。12月になると大晦日の特別メニューが発表されています。0時を過ぎると儀式として大晦日の食事につきもののコテキーノ(豚の足)とレンズ豆も振る舞われます。正直、コテキーノは苦手なのですが…来る年の繁栄を祈って食べなくては。


劇場

大晦日は毎年劇場へ行くという人も多いイタリア。スカラ座の2021年大晦日はLa bayadèreバレエです。優雅に年越しの空気を味あわえます。チケットは€55~180(約7,000~23,000円)。

https://www.teatroallascala.org/


こちらは2008年のLa Bayadère↓

他にも劇場の多いミラノなのでコメディや子どもでも楽しめるものなど演目もいろいろあります。

私はコメディアンのAle e Franzの舞台が見たい!  


大晦日のミラノ。家でゆっくり過ごすもよし、劇場に行くもよし。楽しみがたくさんありますね。


イタリアの大晦日の過ごし方について説明したイラスト
イタリアの大晦日の過ごし方について説明したイラスト