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EATALYから伝授!イタリアでの復活祭を祝うパスクアの食卓

イタリアの 「パスクア(復活祭)」に食べるのは平和の象徴“鳩”を形どった「COLOMBA(コロンバ)」

イタリアではイースターのことを“パスクア(復活祭)” といい、キリスト教徒にとっては、生誕祭のクリスマスと並ぶ大事な宗教行事です。
パスクアは年によって日付が変わる祝祭日で、春分の日以降の最初の満月の次の日曜日と定められていて、2021年は4月4日がそれに当たります。パスクアの象徴として祝福を受けた卵(再生)、兎(多産)、鳩(平和)を模ったチョコレートなどを食べることでも有名ですが、イタリアでは家族で食卓を囲み、長い時間をかけてごちそうを楽しみます。

パスクア料理

パスクアに食べる代表的な食べ物として、イタリアの伝統菓子「コロンバ」があります。天然酵母を使ったパネットーネのようなお菓子ですが、平和の象徴である鳩の形に焼き上げられ、アーモンドとパールシュガーがトッピングされています。

平和の象徴である鳩の形に焼き上げられ、アーモンドと砂糖がトッピングされたコロンバ

日本でこの「コロンバ」を購入できるのが、選りすぐりのイタリア食材を取り扱う「EATALY(イータリー)」。1932年の創業以来、最高品質のペストリーを作ってきたイタリアパティスリー界のトップブランドの1つ「BONIFANTI」のコロンバが並びます。創業以来、3世代に渡り、イタリアの伝統的なパネットーネやコロンバを作り続け、天然酵母を使った生地、食欲そそる甘い香り、味わい深く、ふわふわな仕上がりの素晴らしい味わいを提供しています。

EATALY原宿店店内

「EATALY」で購入できる2種のコロンバ

イタリアの食と食文化を日本に紹介している「EATALY」では、この時期2種のコロンバを販売しています。

COLOMBA CLASSICA(コロンバクラシカ)/ 750g ¥3,700(税込 ¥3,996)

伝統的なコロンバで新鮮な卵、小麦粉、バター、レーズン、砂糖漬けの柑橘類を使いクラッシックなレシピで作られています。生地は天然酵母と自然発酵で作られ、ヘーゼルナッツで作ったクッキー生地で覆われ、アーモンドとパールシュガーがトッピングされています。

COLOMBA CLASSICA(コロンバクラシカ)/ 750g ¥3,700(税込 ¥3,996)

COLOMBA CIOCCOLATA(コロンバチョコラータ) 750g)/ ¥4,000(税込 ¥4,320)

ヘーゼルナッツで作ったクッキー生地で覆われて、アーモンドとパールシュガーをトッピングしたグルメを唸らせるコロンバです。 生地の主な材料は小麦粉、砂糖、バター、新鮮な卵。 またチョコレートチッフが1口目から素晴らしい美味しさを与 えてくれます。ゆっくりと自然発酵させた生地はとてもふわふわで香りが良いのが特長。
※レーズン、砂糖漬けのフルーツは入っていません。

COLOMBA CIOCCOLATA(コロンバチョコラータ) 750g)/ ¥4,000(税込 ¥4,320)

一人で1つ購入するのはちょっと・・・と躊躇った方もご安心あれ。イータリーのレストランではカットしたコロンバ(税込750円)を食べることができますので、是非ご賞味くださいね。

店内でカットしたコロンバ税込750円

「パスクア」にはラザニアを作ろう!

イタリアではパスクアにマンマが腕によりをかけ、家族のためにいろいろなお料理を作ります。その代表的なメニューでもあるラザニアを「EATALY」のレシピとアレンジを教えていただきました。まずは店頭で販売されているアンティカ・マディアのラザーニェを使ったラザニアからご紹介いたします。
※工程の写真の分量とレシピ記載の分量は異なります。

【材料 (4人分)】

ラザニア用パスタ (アンティカ・マディア ラザーニェ) 200g
モッツァレラチーズ 120g ※水気を切っておく 
ラグーソース

牛挽肉 200g
トマト缶 200g
玉ねぎ 80g
人参 40g
セロリ 20g
赤ワイン 70cc
ローズマリー 約1/2本
セージ 約1/2本
塩 4g

ベシャメルソース
牛乳 600ml
薄力粉 60g
無塩バター 60g

仕上げ用
パルミジャーノ・レッジャーノ すりおろし 適量
イタリアンパセリ 適量
ブラックペッパー 適量

ラザニア生地

ラザニア生地

アンティカ・マディア ラザーニェを1%の塩を入れた湯で6〜7分茹でる

ラグーソース

①みじん切りにした香味野菜をじっくりソテーし、野菜の旨味を凝縮したソフリットを作る
②熱したフライパンに牛ひき肉、塩を加え、こんがり両面焼く
③余分な油を切ったら赤ワインを加え、煮込みながらアルコールを飛ばす
④そこにつぶしたトマト缶、炒めたソフリット、ハーブを加え2時間程煮込む

ラグーソース

ベシャメルソース

①フライパンにバターを入れ、弱火で溶かす
②バターが溶けたら分量の小麦粉、ナツメグを入れ弱火で炒めていく
③バターに程よく艶と流動性が出てきたら、まずは少量加えなじませたら残りの牛乳を加える。(牛乳は熱くても、冷たくても可。冷たい場合は底を当てないように注意が必要)
④ゴムべラで底を焦がさないように混ぜながら、火が入ってきてダマが出てきたら、ホイッパーを使ってよく混ぜる

ベシャメルソース

仕上げ

①グラタン皿にラグーソースとベシャメルソースを薄く伸ばし、ラザニア生地を敷き詰める

②更にラグーソース、ベシャメルソース、ちぎったモッツァレラ、

最後にパルミジャーノを振りかけた上にラザニア生地を敷き、

それを繰り返して5層にしていく

一番上はラグーソース、ベシャメルソース、ちぎったモッツァレラチーズ、パルミジャーノで終わるようにする。最後のモッツアレラチーズは小さめにちぎり均等になるようにする

160℃まで予熱したオーブンで30分~40分焼き上げ完成

皿に盛り付け、仕上げにパルミジャーノ、ブラックペッパー、イタリアンパセリ、オリーブオイルをかけて完成です

お肉とチーズのしっかりした味わいが抜群ですが、ベシャメルソースが柔らかな味わいを作り出していました。大きな耐熱皿などで焼いてテーブルで好きな量だけ取り分けてもいいですね。

「アンティカ・マディア ラザーニェ ムルティコローレ」で焼かないカラフルラザニア

着色料は使用せず、デュラムセモリナ粉にターメリック、ビーツ、ほうれん草を練り込んだカラフルなストライプのパスタは多くの花が咲き乱れる春にぴったり。

「アンティカ・マディア ラザーニャ ムルティコローレ」で焼かないカラフルラザニア

カラフルな生地を生かすため焼かないラザニアは、茹でた生地とソースなどを重ねるだけなので作るのも簡単です。

簡単におしゃれなラザニアは、「アンティカ・マディア ラザーニェ ムルティコローレ」があれば簡単にできますね。

アンティカ・マディア ラザーニャ ムルティコローレ

ここ数年、クリスマスにパネットーネが脚光を浴びていますが、春に幸せを呼ぶ鳩の形のパネットーネ生地の「コロンバ」は今注目のアイテムなのではないでしょうか。是非、「コロンバ」と「ラザニア」で、春の訪れを楽しんでみてくださいね。
※コロンバは数に限りがございますので、お早めにどうぞ。

ラザニア(右)アンティカ・マディア ラザーニェ 税込928円 (左)アンティカ・マディア ラザーニェ ムルティコローレ 税込1,026円

EATALYについて

EATALYは、イタリア中の高品質な食材を集めたイタリアフードマーケットです。
現在イタリアを中心にアメリカやヨーロッパ、アジアの14カ国で40店舗展開。日本では「丸の内店」と「日本橋店」「原宿店」の3店舗を展開し、生ハム、チーズ、ワイン、パスタ、オリーブオイル、ジェラートなどのイタリア食材のテイクアウトと、レストラン・カフェ等のイートインを兼ね備えています。
それぞれの店舗では「EAT BETTER, LIVE BETTER(よい食事は人生をより豊かにする)」というマニフェストのもと、 「EAT,SHOP,LEARN(買う・食べる・学ぶ)」という3つの活動を通して、イタリア食材と食文化、持続可能な生産を行うイタリアの地方の生産者の顔とストーリーを伝えながら、食を通じて広がる上質なライフスタイルを提唱しています。

▶公式HP http://www.eataly.co.jp/
▶インスタグラム @ eataly.tokyo
▶フェイスブック https://www.facebook.com/EatalyTokyo

<お問合せ先>

イータリー丸の内店 TEL:03-3217-7070
イータリー日本橋店 TEL:03-3527-9660
イータリー原宿店  TEL:03-6432-9080

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