今や空間演出のひとつとして人気を集めているルームフレグランス。ルームフレグランスのある空間で過ごすと、それだけで自然とストレスが緩和され、リラックスした気持ちへと誘ってくれます。おうち時間を充実したものにしてくれるとあって、人気が高まっています。
今回ピックアップするのは、1983 年にイタリア・フィレンツェにて、Dr. Paolo Vranjes（Dr.パオロ・ヴラニエス）によって設立されたルームフレグランスブランド「DR. VRANJES（ドットール・ヴラニエス）」。創設者であり調香師であるDr.パオロ・ヴラニエスの鋭い感性や人生観から生まれるドットール・ヴラニエスのルームフレグランスは、厳選された素材と入念に抽出された高品質のエッセンシャルオイルを使用し、フィレンツェのラボでひとつひとつ丁寧に創られています。大切な家という空間を自然な香りで満たし、フィレンツェで育まれた香りある豊かな毎日をお届けすること、そして上質さがもたらす感動を提供することがドットール・ヴラニエスの使命だと語ります。
ドットール・ヴラニエス誕生 40 年となる今年、Dr.パオロ・ヴラニエスがコロナ禍を経て 6 年ぶりに来日。そこで、彼にブランドの誕生秘話と部屋別におすすめの香りを伺いました。
ドットール・ヴラニエスの誕生秘話
Dr.パオロ・ヴラニエスは、ドットール・ヴラニエスの誕生秘話を次のように語っています。
「香水作りから仕事を始め、趣味で化粧品用の香水を作っていた私の香水への情熱と好奇心から、40年前にこのブランドが誕生しました。当初は香水を趣味で作ってましたが、あるとき妻がディフューザーのルームフレグランスを見て”こういう形で香りを拡散するものはないから、これをビジネスにしたらいいんじゃないか”と。それで水、空気、大地、火という4つのディフューザーを作ったのがスタートです。現在30種類以上のルームフレグランスが世界70カ国以上で販売されており、当社のブランドは世界（取り扱い国数の中）でナンバーワンとなっています」。
1．＜部屋別おすすめのルームフレグランス＞リビング
Dr.パオロ・ヴラニエスは、リビングにはブランド30周年のアニバーサリーフレグランスがマッチするといいます。「今の時期は少し寒くなってきたので、やや温かみのある香りをおすすめします。なので、リビングには”ウード ノービレ（OUD NOBILE）“が合うと思います。木の香りとサンダルウッドとベルガモットが調和しており包み込むような香りなので、リビングに入ったときにまるで抱擁されているような、そんな香りです」。
魅惑的なミルラなどのオリエンタルノートがさらなる深みを与えてくれるおかげで、神秘的で唯一無二の香りとなっています。
2．＜部屋別おすすめのルームフレグランス＞寝室
Dr.パオロ・ヴラニエスによると、寝室には秋らしいぬくもりを感じられるルームフレグランス「アンブラ（AMBRA）」がおすすめだそう。「アンバーは鯨から出てくる分泌物なんです。分泌物が海を漂ってきて海岸に漂着して、それが乾燥して固まったものを粉末にしたものがアンバーです。色々な香りのものがあるんですが、その中の二つだけを使用しています。また、鯨を保護するために実験室（ラボ）で生産することもできます」。
アイリスとゼラニウムのパウダリーノートに重なる優雅なアンバー。最後にサンダルウッドやバニラが奥行きと甘さを添えてくれ、寝室をエレガントに演出してくれます。
3．＜部屋別おすすめのルームフレグランス＞玄関
玄関には、洗練された香りの「ペオニア・ブラック・ジャスミン（PEONIA BLACK JASMINE）」がぴったり。Dr.パオロ・ヴラニエスは「こちらは素敵な花の香りです。ブラックジャスミンはフィレンツェで生まれました。希少なブラックジャスミンや芍薬を基調に、ラストのクローブやムスクのアロマが幸福感を一層高めてくれます」と語っています。
以上、ドットール・ヴラニエスの誕生秘話と、部屋別おすすめの香りを伺いました。部屋ごとに香りを変えるだけで、気持ちが前向きになります。ぜひ癒される空間作りに香りを導入してみてはいかがでしょうか。
DR. VRANJES＜ドットール・ヴラニエス＞ (drvranjes.jp)
DR. VRANJES＜ドットール・ヴラニエス＞直営通販 – Dr. Vranjes ONLINE (drvranjes-online.com)
