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BVLGARIから輝く女性達へ贈られる「ブルガリ アウローラ アワード 2020」発表

ブルガリ アウローラ アワードとは

イタリアを代表するハイジュエラー、ブルガリは、1884年の創業以来、輝く女性からデザインのインスピレーションを受け、多くの女性達にインスピレーションを与える全ての女性に敬意を示し、女性の社会進出を支援する活動を行なってきました。

そしてブルガリ ジャパンは、2016年3月8日の国際女性の日に、日本の多くの女性たちにインスピレーションの光と輝きの連鎖を届ける想いのもと創造力と知性と才能に溢れた、今もっとも輝く女性たちとその取組みを賞賛し、支援するために「ブルガリ アウローラ アワード」を創設しました。

「AVRORA / アウローラ」は、ローマ神話「アウローラ(曙の女神)」 – 知性の光、創造性の光が到来するシンボルのこと。 希望に満ちた夜明けを照らす光のごとく、「アウローラ」の輝きですべての女性が内面に秘めている宝石を美しく輝かせたいという願いから名付けられたそうです。

3月8日「国際女性デー」 / 「ミモザの日」(Festa della Donna)について

1904年、アメリカ・ニューヨークでおきた婦人参政権を求めたデモが起源となり、1975年に国連により3月8日は「国際女性デー」と制定されました。 「国際女性デー」は、女性の社会進出を願い、ジェンダーの平等について考え実現させる日で、日本でも社会的なムーブメントとして広がっています。

一方イタリアでは、3月8日を「FESTA DELLA DONNA(フェスタ・デラ・ドンナ=女性の日)」とし、男性が日頃の感謝を込めて、母親やパートナー、 友人や会社の同僚などの女性たちに、愛や幸福の象徴であるミモザの花を贈る日として広く知られています。

ブルガリ アウローラ アワード 2020

今年もブルガリ ジャパンは、3月8日の「国際女性デー」に先駆け、「BVLGARI AVRORA AWARDS2020(ブルガリ アウローラ アワード2020)」の受賞者を発表しました。 「ブルガリ アウローラ アワード」では、文化、芸能、芸術、政治、経済、医学、社会貢献、スポーツ等様々な分野から比類なき才能と創造性に輝く「Inspiring Woman~創造力と知性そして才能に満ち溢れ、多くの人々にインスピレーションを与える女性~」を、ブルガリのローマ本店が位置するコンドッティ通り10番地に因んで10名選出し、各分野で輝かしい功績を築かれた10名の推薦者と共に賞賛のスポットライトをあてたアワードが授与されます。

輝ける10名の受賞者の発表、ならびにインスピレーションに溢れる推薦者とのストーリーは、「VOGUE JAPAN(コンデナスト・ジャパン)」の雑誌とウェブサイトにて紹介されています。

この度5周年を迎えた「ブルガリ アウローラ アワード」が日本社会へ与えてきた影響について、そしてブルガリを愛する日本の方々へ、ブルガリ・グループ CEO ジャン-クリストフ・ババンは次のように述べています。

5年連続で開催することができ、とてもうれしく思います。 女性のエンパワーメントと男女平等に対するブルガリのコミットメントを、改めて確認することができました。 コロナ禍で未曾有の健康の危機に見舞われた2020年も、このアワードを開催しました。 女性が世界の本質とそのバランスに一層貢献することで、希望を胸に、より良い世界をつくれるという、元気が出るメッセージを伝えるためです。

何よりも、ビジョンを実現するため勇敢に道を切り開く素晴らしい女性たちに、光を当てることができたと思います。 その結果、才能ある多くの日本の女性が、希望を持ち、信じ、勇気をもって夢をつらぬき、その実現のため戦うことができました。 もちろんこれは、大海の一滴に過ぎません。けれど、一滴の水でも集まれば川になり、川が何本も流れ込めば海にもなるのです。

皆さんの情熱、ご支援、ご信頼に感謝します。 コロナ禍においてさまざまな制約や不安があるにもかかわらず、皆さんはこれまで以上にブルガリを愛し、ソーシャルメディアでフォローし、無数の励ましのメッセージを送り、オンラインで商品を購入してくださいました。 ブティックの営業再開後は、頻繁に足を運び、例えば新作のネックレス「フィオレヴァー」をご購入いただいたり、銀座タワー9階にあるイル・リストランテ ルカ・ファンティンで楽しいお食事の時間をお過ごしいただいたりと、ローマをイメージしたブルガリならではの体験を満喫してくださいました。 ありがとうございます。

ブルガリジャパン代表取締役社長ウォルター・ボロニーノは、5周年を記念する「ブルガリ アウローラ アワード」について次のようにコメントを述べました。

「ブルガリ アウローラ アワード」は現代社会で女性が果たす役割を讃えたい、という願いから創設されました。 知性、情熱、創造力に満ち溢れ、ポジティブに行動を起こす女性たちは、いつの時代も、今のように困難に直面している時でさえも、常にブルガリのインスピレーションの源でした。

パンデミックの最中、勇気と不屈の精神をたずさえ心をひとつにすることが、かつてない程に大切だ、ということを実感しました。 困難が私たちをひとつにし、復活力や忍耐力、創造力を育むという希望に満ちたメッセージを分かち合うことができれば幸いです。 暗闇のなかにあっても、常に光は戻らんとしているのです。

「ブルガリ アウローラ アワード」は、ローマ神話に登場する曙の女神であり、知性と創造性の光のシンボル“アウローラ”よりその名を冠しました。 本アワードを通して、周りに影響を与える女性たちに光を当てることで内に秘めたるものを発揮できるようになり、その姿がより多くの人々にインスパイアを与え、そしてそれぞれの夢を追求しさらには実現するきっかけとなることを願っております。

ブルガリは女性たちの情熱、創造力を讃え、世に紹介し、そしてジェンダー・イクオリティーが社会全体に恩恵を与えるという前向きなメッセージを今後も後押ししてきたいと考えております。

10組20名のインスピレーションに満ち溢れる受賞者 × 推薦者たち

受賞者・鈴木 京香(女優) x 推薦者・操上 和美 (フォトグラファー)

自分が得てきた経験や気づきが、人の役に立てたらうれしい。 – 鈴木 京香

VOGUE JAPAN 2021年1月号掲載

【鈴木 京香(すずき きょうか)プロフィール】
1968年、宮城県出身。『愛と平成の色男』(89)でデビュー。 多数の作品で幅広く活躍し、『血と骨』(2004)で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞。 2021年春にはNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」に出演。

【操上 和美(くりがみ かずみ)プロフィール】
1936年、北海道出身。1961年東京綜合写真専門学校卒業。 1965年からフリーランスの写真家として活動を始め、ファッション、広告の分野を中心に、映像表現の世界で幅広い活動を繰り広げて現在に至る。

受賞者・東村 アキコ(漫画家) x 推薦者・菜々緒(女優)

自分自身にインスパイアされるって素晴らしいことだと思うんです。 – 東村 アキコ

VOGUE JAPAN 2021年1月号掲載

【東村 アキコ(ひがしむら あきこ)プロフィール】
1975年、宮崎県出身。『かくかくしかじか』『東京タラレバ娘』『海月姫』『ママはテンパリスト』など多数のヒット作を生む。 現在は『雪花の虎』『偽装不倫』ほか、連載多数。

【菜々緒(ななお)プロフィール】
1988年、埼玉県出身。 2009年に芸能活動をスタート。 2012年「主に泣いてます」でドラマ初主演。 以来、数々のドラマや映画、CMにて活躍。 ドラマ「七人の秘書」(テレビ朝日系)に出演。

受賞者・片岡 真実(森美術館館長) x 推薦者・杉本 博司(現代美術作家)

いつ、どんな形でも、もっと素敵なものに出会いたいと思っている。 – 片岡 真実

VOGUE JAPAN 2021年2月号掲載

【片岡 真実(かたおか まみ)プロフィール】
愛知県生まれ。ニッセイ基礎研究所都市開発部などを経て、2003年から森美術館。 2020年1月に館長就任。 国内外の芸術監督やアワード審査員などを歴任している。

【杉本 博司(すぎもと ひろし)プロフィール】
1948年、東京都生まれ。1974年よりNY 在住。 活動分野は写真、彫刻、インスタレーション、演劇、建築、造園、執筆、料理など多岐にわたる。2017年に小田原文化財団 江之浦測候所を開館。 国内外受賞歴多数。

受賞者・大島 優子(女優) x 推薦者・奈良橋 陽子(キャスティング・ディレクター、演出家)

もっともっと自由に夢を追いかけたい。 – 大島 優子

VOGUE JAPAN 2021年2月号掲載

【大島 優子(おおしま ゆうこ)プロフィール】
1988年、栃木県生まれ。 AKB48の中心メンバーとして活動をし、2014年に同グループを卒業。 2014年に映画『紙の月』で第38回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を獲得。 映画やドラマで活躍中。

【奈良橋 陽子(ならはし ようこ)プロフィール】
1954年山梨県生まれ。 コピーライターを経てエッセイ集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』でデビュー。 1986年『最終便に間に合えば』『京都まで』で直木賞受賞。 現在は直木賞はじめ数々の文学賞の選考委員も務める。

受賞者・伊藤 詩織 (ジャーナリスト、映像作家) x 推薦者・坂本 龍一(音楽家)

私はやっぱりジャーナリズムに希望を持っているんです。 -伊藤 詩織

VOGUE JAPAN 2021年3月号掲載

【伊藤 詩織(いとう しおり)プロフィール】
1989年、神奈川県生まれ。 2013年にアメリカの大学でジャーナリズムを専攻した後、ロイターでインターン勤務。 2020年米『タイム』誌の「世界で最も影響力のある100人」に選出。 著書に『Black Box』がある。

【坂本 龍一(さかもと りゅういち)プロフィール】
1952年生まれ。 1978年『千のナイフ』でソロデビューし同年YMO結成。 解散後も多方面で活躍し、映画音楽で米・英アカデミー賞、グラミー賞ほか多数の受賞歴を持つ。 環境や平和問題にも尽力。

受賞者・服部 百音(ヴァイオリニスト) x 推薦者・石丸 幹二(俳優、歌手)

私にとってヴァイオリンとは人生であり、自分自身なのかもしれません。 – 服部 百音

VOGUE JAPAN 2021年3月号掲載

【服部 百音(はっとり もね)プロフィール】
1999年、東京都生まれ。 5歳でヴァイオリンを始め、10歳でリピンスキ・ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクールのジュニア部門で史上最年少優勝。 以降、数々の賞を総なめにし、世界で活躍中。

【石丸 幹二(いしまる かんじ)プロフィール】
1965年、愛媛県生まれ。 東京音楽大学でサックス、東京藝術大学で声楽を学ぶ。 現在はミュージカル、舞台、映像、音楽など幅広い分野で活躍。 2017年よりTV「題名のない音楽会」の司会を務める。

受賞者・庄司 夏子 (シェフ) x 推薦者・ルカ・ファンティン(シェフ)

ひと目見て庄司夏子の料理だとわかるのが私の料理です。 – 庄司 夏子

VOGUE JAPAN 2021年3月号掲載

【庄司 夏子(しょうじ なつこ)プロフィール】
1989年、東京生まれ。 2014年に「été エテ」をオープン。 世界レストランランキングの1つOADに日本人女性シェフとして初入賞。 2020年度には日本人女性初となる「Asia’s Best Pastry Chef」に選出された。

【ルカ・ファンティン プロフィール】
1979年、イタリア・トレヴィーゾ出身。 スペインの二つ星レストラン「アケラッレ」や「ムガリッツ」、ローマ「ラ・ぺルゴラ」を経て2009年より銀座「ブルガリ イル・リストランテ ルカ・ファンティン」へ。 2011年から一つ星を保持。

受賞者・ハイヒール・リンゴ(漫才師) x 推薦者・河瀨 直美(映画監督)

マイク1本でみんなに楽しんでもらえるって、ほんまにエエ仕事だなと思うんです。 – ハイヒール・リンゴ

VOGUE JAPAN 2021年4月号掲載

【ハイヒール・リンゴ プロフィール】
1961年、大阪府生まれ。 モモコとともにお笑いコンビ「ハイヒール」として活躍。 2015年には聴講制度を利用して大阪学院大学で金融論を学び名誉博士取得。 司会やコメンテーターとしての評価も高い。

【河瀨 直美(かわせ なおみ)プロフィール】

奈良で映画を創り続ける。 最新作『朝が来る』は第93回米アカデミー賞国際長編映画賞候補日本代表に選出。 東京2020オリンピック競技大会公式映画監督、2025 大阪・関西万博プロデューサーも務める。

受賞者・和田 アキ子(歌手) x 推薦者・YOON(デザイナー、クリエイティブディクレター)

聴いてくれる人が一人でもいるのなら、その一人のために歌いたい。 – 和田 アキ子

VOGUE JAPAN 2021年4月号掲載

【和田 アキ子(わだ あきこ) プロフィール】
1950年、大阪府出身。1968年「星空の孤独」でデビュー。2008年には米「アポロシアター」で東洋人として初めてソロライブを行う。歌手としてだけでなく、司会者、ラジオパーソナリティとしても幅広く活躍中。

【YOON(ゆん) プロフィール】
2008年に「AMBUSH Ⓡ」をスタート。16年には、渋谷に初の路面店AMBUSH Ⓡ WORKSHOPをオープン。17年にはLVMHプライズのファイナリストに。現在は、ディオール メン ジュエリーデザイナーとしても活躍。

受賞者・佐々木 かをり (イー・ウーマン代表取締役社長、ユニカルインターナショナル代表取締役社長) x 推薦者・安藤 優子(キャスター、ジャーナリスト)

ダイバーシティはみんなの知恵を寄せ合って、より良い成果をつくることなんです。 – 佐々木 かをり

VOGUE JAPAN 2021年4月号掲載

【佐々木 かをり(ささき かおり)プロフィール】
上智大学卒業。 1987年にユニカルインターナショナル設立。 2000年イー・ウーマン設立。 2018年「ダイバーシティインデックス」を開発。 1996年から「国際女性ビジネス会議」をプロデュース。 昨年はオンライン開催。

【安藤 優子(あんどう ゆうこ)プロフィール】
報道番組で時事の最前線から取材・レポートを重ね、ニュース番組などで長年キャスターやMCを務める。 報道の現場を切り口にした講演活動も多数。 2019年に、上智大学大学院でグローバル社会学博士号取得。

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