イタリアに住むようになってすぐ、肌がカッサカサになりました。どれだけお風呂に入ってもダメ。
理由は水と乾燥した空気でした。
イタリアの水は硬水。そして空気が日本より乾燥してます。するとどうなるか?軟水育ちの私は、シャワーや入浴の後にすぐに肌がカッサカサになるのです。化粧水をいくらつけても砂漠に水を撒くような。どうしたものか…と、悩んでいました。
そんなとき、お世話になっている小児科の医師から「子どもを毎日入浴させるなんてやりすぎ!回数を減らして、入浴時は肌を守るための入浴剤を必ず使うように!」と指導されました。
「毎日お風呂!(日本)」→「お風呂は少なく!(イタリア)」です。
そのときやっと「もしかして、私もお風呂に入りすぎてる?」と気がついたのです。そして、実際にお風呂を控えてみると、肌の調子もいいのです。
イタリアについてすぐの頃は「こっちの人、毎日お風呂に入らないのか…ちょっとなぁ」と思っていましたが、習慣の違いには理由があるのですね。
そんなイタリアで人気があるのがOil Doccia(シャワーオイル)です。ボディソープではなくオイルで洗うのです。オイルなのでずっととろみがあり、泡立ちは少なめ。しっとりした洗い上がりになります。
正直、シャワーオイルを使い始めたころは「全然、さっぱりしない…これで本当に洗えてるの?」と思っていました。だって、泡立たないし。
しかし、このくらいがシャワー後にカサカサにならなくて丁度いいのです。
肌の乾燥が気になるという人は、是非シャワーオイルも試してみてください。おすすめです。