イタリア発のブランド、アクア ディ パルマ。これまで一部でしか手に入らなかったのですが、2017年9月より販路が拡大され、選べるアイテムも増えました。メンズフレグランスからスタートしたアクア ディ パルマですが、現在は男性も女性も使えるシェアフレグランスとして人気を集めています。その歴史も、ちょっと覗いてみませんか?
1916年生まれの「コロニア」は、ハリウッドスターもご愛用!
アクア ディ パルマは、1916年生まれ。あるイタリア紳士のインスピレーションによって誕生しました。その紳士とは、イタリアのカルロ・マーニャ男爵。パリやロンドン、ニューヨークを旅していた彼は、時を超えて愛されるフレグランスを創ろう、と心に決めたのです。それが、爽やかでモダンな香り「コロニア」。
イタリアの小さな工房でつくられた「コロニア」は、“メンズスーツにエレガンスを加える最後のエッセンス”として、多くの高級ブランドに採用され、顧客の元へと出荷される直前のスーツに「コロニア」の香りが添えられました。1930年代には、時代を代表するパフュームとなったのです。
さらに、1950年代にはイタリア映画の巨匠に招かれたハリウッドスターたちが、こぞってオーダーメイドスーツの老舗で「コロニア」の香りを発見。またたく間にアメリカでも絶大な人気を誇るようになりました。
「コロニア」を始め、いくつかのシリーズがあるアクア ディ パルマは、多くの有名人に愛されました。例えば、ハンフリー・ボガード、ケーリー・グラント、エヴァ・ガードナー、オードリー・ヘップバーン、ケビン・コスナー、シャロン・ストーンなどのハリウッドスターたちが愛用。
生誕100周年を超えた現在も全ての製品は国内で手作りされ、世界45ヵ国で展開されています。
100年以上も人々を魅了する、シトラス×フローラルのクラシカルでエレガントな香り
イタリアンエレガンスを代表する「コロニア」は、現在5種類あります。アイコンは、もちろん、「コロニア オーデコロン」 。太陽をたっぷり浴びたシチリアのレモンやベルガモットが、ラベンダーやブルガリアンローズなどのフローラルと出会い、ベチバー、サンダルウッド、パチョリの官能性に委ねられ、とてもエレガント。リピートする方も多いという、タイムレスな魅力に溢れています。
バレンタインデーに贈りたい、マスキュリンな「コロニア プーラ」
「コロニア プーラ」は、アイコンの「コロニア」の新解釈で2017年9月に誕生。ミニマルなボトルデザインはそのままに、氷のようなクールさを表現しています。香りは、官能的でありながら新鮮なエネルギーとモダンな軽快さを感じる仕上がり。特徴的なのは、ベルガモットやオレンジと繊細なプチグレンが調和して、クラシカルな「コロニア」のシトラスノートに新風を吹き込んでいること。
さらに、ナルシス(スイセン)とジャスミンアブソリュートの甘さと、温かみのあるパチョリとシダーウッドが加わり、さらにホワイトムスクの繊細さも。新しいことを始める春にぴったりの、エネルギーが輝くような香りです。マスキュリンな香りではあるけれど、根底にあるエレガンスによって、女性がシェアしてもしっくりくるのがうれしい点。
自分の好きな香りを、パートナーに身につけてもらう。これこそ、シェアフレグランスを贈る醍醐味です。
日本で人気の高い、地中海の太陽や色が感じられる「ブルー メディテラオネ」
シャワーの後に、パシャパシャと浴びるように使いたいのが、「ブルー メディテラオネ」のオーデトワレ。ブルーのボトルが透明感のある地中海の深い蒼をイメージしています。
これは実は、日本では一番人気の高い香りで、軽やかな海風を思わせ、春〜夏にはぴったり。香調違いで7種類ありますが、代表的なのはカプリ島の美しさを表現した「アランチャ」。オレンジ、マンダリン、レモンのシトラス コンビネーションに、キャラメルが軽いアクセントに。癒しと幸せに満ちた香りとして、一度使うと虜になる人が多いそう。
*以下のイベントはすでに終了しています。
「アランチャ」の香りが体験できるのは、ザ・プリンス パークタワー東京 33階のレストルーム。「アクア ディ パルマ ブルー メディテラオネ アランチャ オーデトワレ」がタッチアップできます。気品ある香りをぜひ、体験してみて!
この時期、ザ・プリンス パークタワー東京では、大々的にイタリアフェアを開催中です。
期間: 2018年2月1日[木]〜3月31日[土]
場所:ザ・プリンス パークタワー東京 33階のレストルーム
◆製品のお問い合わせ:インターモード川辺 フレグランス本部
TEL.:0120-000-599
http://www.kawabe.co.jp/fragrance.html
【初出:この記事は2018年1月26日、初公開されました@AGARU ITALIA】