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サラミとお惣菜。5分でご飯の準備は終了!

Salumeは好きですか?イタリア語でSalume、日本ではサラミと呼ぶこれらは、塩漬け肉、加工された食料です。主に豚肉の加工品のことです。

サラミの種類について説明したイラスト

総称はサラミですが、一般的に思いつくピザの上に乗ったサラミのようなものだけがサラミではありません!生ハムもサラミの一種です。代表的なサラミはこちら。

Prosciutto crudo 生ハム (crudo 生)
Prosciutto cotto ハム (cotta 軽く加熱すること)
Salame サラミ
Bresaola ブレザオラ(牛肉・鹿肉もある)
Porchetta ポルケッタ(ローストポーク)
Mortadella モルタデッラ (スパイスの入ったハム)
Speck スペック(冷燻処理)
Lardo ラルド(ラード。豚の背脂の塩漬け・または燻製)

ピアディーナ(イタリア北部の料理。薄い発酵させないピザみたい記事で挟んで食べる)ならPorchetta。パニーニならMortadella。好みによってサラミを選びます。Bresaolaは給食のメニューでもあり、そのままルッコラと一緒にレモンを絞って食べることが多いです。

これらを専門に扱うお店がSalmeria(サルメリア)と呼ばれます。とはいえ、最近ではサラミだけを売っているお店は少なく、スーパーのサルメリアコーナーで買うことが多いです。

スーパーの総菜事情について説明したイラスト

スーパーマーケットのサルメリアの近くにあるのが、ガストロノミアです。サラミの近くには、チーズやお惣菜のコーナーがあるのです。

この一角は、料理したくない日に本当にお世話になっています。Vitello tonnato (ローストビーフのツナマヨネーズソース)やAspic(ゼリー寄せ)など、あまり馴染みのないお惣菜がたくさんあります。作ったことないものが多いです。手間がかかりますしね。

ちなみにポテトサラダはイタリアではInsalata russa (ロシア風サラダ)と呼ばれています。日本のポテトサラダにくらべると、マヨネーズ多めでレモン汁も入っていますよ。


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