今世界で注目を集めるイタリア出身ハウステクノ女性デュオ「ジオリ&アッシア(Giolì & Assia)」をご存知ですか?プロデューサー、歌手、作曲家やDJとマルチに活躍する彼女たちが生み出す楽曲は、どれもユニークなものばかり。ハウス・インディー・ポップの3つのジャンルを融合した唯一無二のサウンドが特徴です。
Giolì & Assiaの誕生
マネージャーとアーティストという関係だったGioli(ジオリ)とAssia(アッシア)でしたが、2016年になるとプロダクションと作曲を共同で手がけるようになりました。そして同年、レコードレーベルインプリントDiesis Recordsを設立。自分たちで作曲した楽曲の提供を始めます。
Giolì & Assiaのプロフィール
● Giolì ジオリ(楽器担当)1996年5月10日生まれ。ピアノ、チェロ、ドラム、ギターからハンドパンまで幅広く演奏します。
*ハンドパンとは手を当てて演奏するスイス生まれの楽器です。
● Assia アッシア(リードボーカル・ギター)1991年10月23日生まれ
Giolì & Assiaの活躍
2017年に本格的にアーティストとして活動を始めたGiolì & Assia。シングル「Stay Closer」をリリースし、デビューを果たしました。続けて「Endless」「Paradise to Share」「How Can I」を発表するなど、精力的に活動しました。
2018年3月には、デビューアルバム「Istantanee」をリリース。インドの大規模音楽フェスTimeout72に参加し、リードシングルの「Starry Nights」を初披露しました。
2018年5月、オランダのインディーレコードレーベル「SPINNIN' RECORDS(スピニン・レコーズ)」からシングル「Something Special」をリリースし、少しずつ世界に知られるようになります。また同年、スペインのイビサ島でレジデンシー公演を初開催。イビサ島で多くのインスピレーションを受けたGiolì & Assiaは同年、Diesis Recordsからセカンドアルバム「Night Experience」をリリースしました。このアルバムに収録された「Mad at Love」では、メロディックテクノとポップを融合した独自のサウンドをさらに追及しました。
2019年になると、更なる躍進を見せます。オリジナル曲「Feel Good」「Blame on Me」のリリースに留まらず、Nancy Sinatraの「These Boots Are Made for Walking」、Peggy Leeの「Fever」カバーに挑みました。オリジナルトラックの「Blind」「Breathing」「Emptiness」の3曲は、Giolì & Assiaが世界のライブ・エレクトロニクスシーンを先導するきっかけとなりました。
2019年4月にはライブ・ストリーミングの#DiesisLive Seriesを開始し、YouTubeとFacebookを通してライブパフォーマンスを行いました。エレクトロニックミュージック・楽器・歌声の全てを絶妙にマッチさせた曲は、何百万もの人々を魅了しました。
Giolì & Assiaにかかると、撮影場所も他のアーティストとは一味違います。エオリア諸島の活火山、シチリア島のアグリジェント州にあるアンドローメダシアター、彼女たちの故郷であるイタリアのパレルモに位置するイーゾラ・デッレ・フェンミネにてパフォーマンスを披露しました。また、同年12月に行われたコンサートも同じくユニークな場所、シチリア島の東部にあるエトナ火山で撮影されました。
Giolì & Assiaのツアー情報
更なる活躍から目を離せないデュオですが、今年3月からヨーロッパツアーを開催します!3月4日ドイツハンブルクからスタートし7月6日ウクライナのキエフで幕を閉じるツアーは、10カ国12都市にて開催される予定です。
ツアー情報はこちら
https://gioliandassia.com/tour/
次世代的サウンドで世界を魅了するイタリア出身女性デュオ、Giolì & Assia。ぜひ皆さんも聞いてみてくださいね。