普段は家でテレビはあまり見ないのですが、ラジオは毎日聞いています。k-popも英語の曲も流れてきますが、やはり一番よくかかるのはイタリアの曲。
2022年夏。今イタリアでよく流れる曲はこれです!
LA DOLCE VITA / Fedez, Tananai, Mara Sattei –
イタリアのロイヤルファミリーとも言われるほど、本人とその家族(妻Chiara Ferragniと二人の子ども)がSNSで毎日話題にるFedezの新曲です。フィーチャリングのTananaiはサンレモの新人部門で話題になった95年生まれのミラネーゼ。Mara Satteiはイタリアのリアリティショーamici出身の歌手です。
ドルチェビータ(甘い生活)という、同名の名作映画へのオマージュなのか、60年代がテーマになっています。夏のビーチにぴったりなパーティソングです。
Caramello / Rocco Hunt, Elettra Lamborghini, Lola Indigo
「君の家に行く?それとも僕のところに来る?」という、ひと夏の恋の歌です。
Rocco Huntはサンレモ出身。イタリアのアンダーグラウンドヒップホップシーンで知名度をあげ、サンレモの新人部門で優勝しています。2014年かから数年間活動がなかったことや、「やめる!」とSNSで発言したこともり、活動の休止が心配されていました。しかし、2019年にアルバムを発表し、Caramello が現在大ヒット中です。
Elettra Lamborghiniはランボルギーニの名前どおり、ランボルギーニの創業者一族。イタリア!Lola Índigoはスペイン人歌手です。
FINIMONDO / M¥SS KETA
ミラノのアンダーグラウンドクラブシーンをオマージュしたM¥SS KETA。「グッチのブルカ」(Burqaは、イスラム女性か着る頭から全身を覆う衣装)を発表した後は、公の場所に出るときにはサングラスとマスクを欠かさない覆面シンガーになっています。
Obsesion / Ivan Granatino & Giusy Attanasio
Neomelodicoという音楽のジャンルがあります。ナポリやシチリアが有名で、個人的には「イタリアのネオ演歌」だと思っています。方言全開で歌うので、字幕を見ないとわからないほどなのです。
南伊の派手なパーティでは歌手を呼ぶことがあるのですが、そういった席に呼ばれるのがNeomelodicoのミュージシャンたちです。
夏を楽しむイタリアのヒット曲、よかったら聞いてみてください!