CULTURE

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いくつ知ってる?イタリア・フィレンツェが舞台のマンガ!

トスカーナ特集KV

今回は、フィレンツェが舞台になっているマンガをご紹介します。
歴史物・コミックエッセイまでいろいろあるんですよ。

イタリア・フィレンツェが舞台の漫画について説明したイラスト

チェーザレ 破壊の創造者

惣領冬実 (モーニングコミックス)

「私の母は娼婦――そして父は怪物だ」15世紀のイタリア、ルネッサンス時代。現代政治学の祖・マキァヴェッリに「理想の君主」とまで謳われながら、歴史の闇に葬られた英雄チェザーレ・ボルジア。争いに向かおうとする不穏な時代に、全ヨーロッパ統一という野望を抱いた男の戦いの物語。

1巻の物語の舞台はピサの大学。彫刻家の祖父の元で育ったせいで、世事に疎い(けど思考力の高い)アンジェロの目を通してみる。学生時代から始まるチェーザレ・ボルジアの物語。ふわふわな印象のアンジェロ(イタリア語で天使という意味)と頭の切れるチェーザレ。イタリアのフレスコ画のような静謐な画面が美しいマンガです。

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アルテ

大久保圭 (ゼノンコミックス)

16世紀初頭・フィレンツェ。芸術など文化活動が花開いたルネサンス発祥の地。 そんな活気あふれる華やかなる時代に、貴族家生まれのアルテが画家工房への弟子入りを志願する。 女性がひとりで生きて行くことに理解のなかった時代、様々な困難がアルテを待ち受ける。

結婚のみが貴族の女性の唯一の生きる道とされた時代。女性として絵画で身を立てることを目指すアルテの奮闘物語です。女性だからと、理不尽な目にあっても絶対に諦めないアルテ。衣装や髪型も華やか。アクセサリーの細かな動きなど、毎回楽しく見ています。あと、1話ごとにスピンオフのようなおまけのマンガが入るのですが。それも楽しみの一つです。

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イタリア・フィレンツェが舞台の漫画について説明したイラスト

お母さんとイタリア けらえいこ

「あたしんち」でお馴染みの、けらえいこさんが、母を連れてイタリア旅行をしたらどうなったか?というコミックエッセイです。いやー大人と大人(高齢)の旅行ってなかなか簡単ではないですよね。。お母さんのイタリアでの反応に「うちもそうだったな・・」と思い出すことしきりです。

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Le Maldicenze

Flavia Biondi(bao PUBLISHING)イタリア語版

Maldicenze(悪口)という BL短編集。フィレンツェを舞台にLGBTQ+の登場人物たちがこうありたい自分を見つけ、変化していきます。細やかな心の動きを繊細に描かれています。背景に出てくるフィレンツの中心地だけでなく、部屋のインテリアもイタリア。

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4作とも時代も状況も違うフィレンツェが見られるマンガです。秋の読書にぜひ!

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