皆さん、漫画はお好きですか?
日本だけでなく、イタリアにもたくさんの良質なマンガがあります。
しかし、イタリアのマンガ、なかなか手に入りにくいと思っていませんか?
確かに、紙の本はなかなか手に入りにくい状態です。
しかし、電子書籍やインスタグラムがあります。
インターネットがあれば大丈夫です。
今回はネット買える・読めるイタリアのマンガ家を紹介します。
Igort(イゴルト)
ルッカ・コミコン Miglior Autore Unico(比類ないアーティスト賞)受賞
坂本龍一のアルバムのイラストや、講談社モーニングで連載作品もあるイゴルト。
彼の日本滞在の思い出を描いた作品です。作家の目を通してみる日本の光景は、なんだか自分の知っている日本と違って見えてくるので不思議です。
(kindleでは英語版しかないので注意してください)
GIPI
ルッカ・コミコン Miglior Autore Unico(比類ないアーティスト賞)受賞
こちらも英語版しかないのですが。「GIPIが本を出すと必ず受賞する!」と言われるほどイタリアでは著名な作家です。GIPIは水彩で描く漫画家で、その透明な色使いと線の組み合わせが見事です。
Zerocalcare(ゼロカルカーレ)
ルッカ・コミコン Miglior Storia Breve (最優秀短編賞)受賞
マンガが映画化もされている、今のイタリアを代表する漫画家ゼロカルカーレ。ローマの若者の日々を妄想まじりで描いた漫画で、イタリア滞在経験者なら、街や家の感じ、「わかるー」となることも多いかもしれません。各ストーリーが2〜6ページなので、ちょっとした時に読むのにちょうど良いです。
LABADESSA(ラバデッサ)
こちらはコミコンでの受賞歴はないのですが、50万フォロワーを誇る人気漫画家です。実は、インスタグラムで私の1番好きなイタリア人漫画家です。
メインの赤い鳥(作者)とその友達が全て鳥のキャラクターで出てくる、彼らの日常のを描いたイラストやマンガには、ふっと笑ってしまうユーモアにあふれています。
彼のインスタのコメントには「私の人生を知ってるのですか?」というコメントがたくさんついています。イタリア人にとって「あるある」と言いたくなるようなマンガなのです。
最初の2作品は残念ながら英語ですが、残り2作品はイタリア語です。勉強にどうぞ、とお勧めしたいところですが…どちらの作品もスラングが多いのでイタリア語の勉強に使うと、イタリア人に怒られるかな・・・。
もし、「これ以外ももっとイタリア語のマンガを読んでみたい!」という人はAmazonのキンドルストアでBao Publishingを検索してみてください。たくさんありますよ!
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