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夏の暑さ、イタリア人はどうやってやり過ごす?

連日、40度近くまで気温が上がっている2019年夏のイタリアです。

イタリアは日本より湿度が低いので、梅雨どきのようなモワッとくる暑さはないのですが、それでも毎日とても暑いです。

午前中は日陰にいれば涼しいので、バールで涼む人がたくさん。もちろん、バールでおしゃべりをする人たちは季節関係なくいつでもたくさんいるのですが、この時期はとくに屋外のテラス席が人気です。

アイスコーヒーはないのですが、エスプレッソに氷を1かけらいれたCafe con ghiaccioやカフェラテのラテ(牛乳)を、冷たくしたものを飲みながら屋外で過ごすのは気持ちがいいです。もちろん、アルコールも。

熱い日中はバールでおしゃべりをする人が増えます

日本とちょっと違う点は、イタリアではまだまだクーラーのない家がたくさんあることです。

新しいアパートにはクーラーを取り付けるための設備が付いていますが、100年前の建物でも現役なイタリア。古いアパートでは、クーラーをつけるには大規模な工事が必要になってしまいます。それに建物の外観への規制が厳しいので、室外機を置く場所もかなり制限されています。

とはいえ、毎日暑い……夏休みの間は毎日昼寝をして暑さをやり過ごす人も多いです。

そんなイタリアで人気があるのが、工事がいらない室内に置くタイプのクーラーです。日本では、駅の入り口でたまに見かけるあれです。室外機の置き場所や窓の位置などに関係なく使うことができるので、大変に人気があるのです。

急に暑くなったので、人気がありすぎて商品がお店に全くない!なんて話まで出ているほど人気があるんですよ。

昼寝をして日中をやり過ごすイタリア人は多い

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