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景色も美しいイタリア一周自転車レース ジロ・デ・イタリアの魅力

2021年も盛り上がっている「Giro d’italia」。ジロ・デ・イタリアと日本では書きますが、イタリア語の発音はジロディタリア。

2020年のジロディイタリアは、Covid-19の影響で10月に延期されましたが、今年は5月8日〜5月30日と例年通りの5月に開催されています。



ジロディイタリア(Giro d’italia)とは一体何か?

Giroはイタリア語で周遊・一周の意味、そしてスポーツ用語だと1周自転車競争という意味です。なので、ジロディイタリア(Giro d’italia)イタリアを一周する自転車競争です。北から南まで全長3479.9kmを21の区間に分けて走ります。参加は22チーム。1チーム8名の選手が参加します。ヨーロッパの三大自転車レースの一つです。

ジロ・デ・イタリアのコース

どうしてジロ・ローサ?

Giro Rosa(ジロ ローサ)とも呼ばれるこのレース。ローサはイタリア語でピンクです。各区間で1位にになるとLa maglia rosa マイアローサ(ピンク色のシャツ)を贈られ、次の区間はそれを着用して走ることになります。

もともとはフランスの自転車レース、ツールドフランスの区間優勝者が着る黄色いシャツを真似たと言われています。何か象徴的なものを着るアイデアから1931年に生まれました。

ピンク色になったのはイタリアのスポーツ新聞”La Gazzetta dello Sport”の紙の色から来ていると言われています。

優勝者が着たマイアローサはコモ湖の近くにある自転車ミュージアムに展示されています。このミュージアムには過去の有名選手が乗ったアンティークの自転車も展示されているので、自転車レースファンなら楽しめるはずです。

自転車ミュージアムウェブサイトのスクリーンショット

レースの勝利を追うのもですが、選手の背景に映るイタリアの美しい景色も見どころです。

2022年には現地に行ってみれるはず!

ジロ・デ・イタリアについて説明するイラスト

ジロ・デ・イタリアについて説明するイラスト

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