CULTURE

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マンガを買いにフメッテリアへ

日本のマンガの海外翻訳版を見つけると、つい買ってしまうマンガ好きです。イタリア語でマンガはFumettoと言います。

イタリアの本屋は日本とちょっと異なり、本屋・雑誌屋・マンガ屋とそれぞれ違う店になります。

本はLibreria、雑誌はEdicolaでマンガはFumetteria。

マンガは本屋に多少売られてはいるのですが、日本の本屋のマンガコーナーと比べるとどうしても小さく、最新刊しか置いてないことも多いのです。これじゃあ物足りない。

なので、お目当のマンガが見つからないときはマンガの専門店Fumetteriaへ行きます。本屋に比べると小さい店が多いのですが、店頭にない場合は相談して注文をすることもできます。常連は新刊のカタログを元にマンガを注文して取り寄せるんですよ。

 

イタリアのマンガ好きによると。

 

20、30年前まではイタリアでマンガといえば、ミッキーマウスやドナルドダックかスパイダーマンなどの漫画雑誌が主流。BD(バンド・デシネ)が有名なフランスに比べると、大人向けマンガは少なかったのです。

しかし、今のイタリアではイタリアのマンガはもちろん、ヨーロッパ・アメリカのマンガもたくさん翻訳され読まれています。アニメの影響もあり、日本のマンガも人気です。

イタリア語(英語)のマンガは左から右に読みます。日本と反対です。少し前まではイタリアで翻訳された日本のマンガには「右から左に読みます」という説明のページがついていたんですよ。

マンガ屋で働く人はマンガに詳しい人がほとんどなので、「こんなマンガが読みたいんだけど」と相談して購入するのも楽しいですよ!

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