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「リズム+フロー:イタリア編」Netflixで配信開始!イタリアのラップが熱い!

Netflixで「リズム+フロー:イタリア編(Nuova Scena – Rhythm + Flow Italia)」の配信が始まりました!


リズム+フローは、米国で大人気となったラップスターを探すリアリティーショー。それのイタリア版です。待っていました!

このショーの目的は、イタリア国内のラップシーンで輝く新星を発掘すること。若手ラッパーたちはフリースタイルやラップバトル、オリジナル曲の制作などで才能を競い合い、優勝者には10万ユーロの賞金が贈られます。日本円にするとなんと1000万円以上の賞金です。

イタリアのラップシーンを代表する審査員

番組には、イタリアのラップシーンを代表するFabri Fibra、Geolier、Rose Villainなどが審査員として参加します。

この3人のイタリア人アーティスト、みなさんご存知ですか?

Fabri Fibra(ファブリ フィブラ)

ファブリの愛称で呼ばれる彼は1976年生まれ。本名はFabrizio Tarducci。1990年代半ばに、ヒップホップアンダーグラウンドでキャリアをスタートさせ、その後ソロアーティストとして成功を収めました。彼のアルバムは多くのプラチナディスクを獲得し、イタリアの音楽シーンに大きな影響を与えています。イタリアのミュージックシーンが好きな人なら、一度は聞いたことがあるかも。


Geolier(ジオリエ)

彼のジオリエはフランス語で「geôlier」(刑務所の看守)を意味し、彼の出身地であるナポリのSecondiglianoの住人にも使われています。2018年にデビューし、多くのコラボで話題になっています。ラテンっぽさを感じるリズムは、ナポリっぽいなぁと思います。


Rose Villan(ローズ ヴィラン)

ポップ、ヒップホップ、R&Bなど、様々なジャンルを取り入れた音楽で知られています。キャッチーでエネルギッシュな曲から、感情豊かで深い歌詞を持つバラードまで、多様なスタイルで展開されています。Rose Villainは、そのユニークな音楽スタイルやエキセントリックなパフォーマンスで注目を集めています。


さまざまなバックグラウンドを持った出演者たち

番組はまず、審査員が地元でプレオーディションをするところから始まります。ファブリはローマ、ジオリエはナポリ、ローズはミラノで、様々なバックグラウンドを持った挑戦者たちを審査するのです。


挑戦者たちの背景がなかなかヘビーだったり、観光では行けないエリアの話がたくさん出てきます。イタリアに住んでいる私でも、なかなか知ることのない話が沢山ありました。

リアリティーショーの醍醐味、誰かを応援しながら見るというのに、私もまんまとハマりました。番組での私の推しはエル・マタドールです。どうかみなさんも応援してください。

マネスキンに続くスターは出るのか?これからも注目です!