CULTURE 22 Jul 2020

イタリアオリンピック委員会がアスリート達と作るコロナ感染防止啓蒙キャンペーン「#ItaliaConVoi」と「#Iplayprotected」


新型コロナウィルスによって、もっとも影響を受けている国際イベント、東京オリンピック。
世界的に見ても、最多の感染者数・死者数を出した国の一つ、イタリアでは、COVID-19のパンデミックがピークを迎えていた期間にイタリアオリンピック委員会(Italian National Olympic Committee)が主導となり、アスリート達との感染拡大防止啓蒙キャンペーンを実施していました。今回は、そのイタリアオリンピック委員会とアスリート達によるコロナ禍での感染防止に向けた取り組みをご紹介します。

最前線で活躍する医療従事者たちに感謝と敬意を「#ItaliaConVoi」

去る4月、まさにイタリアで新型コロナウィルス感染拡大が最もピークを迎えていた頃、イタリアオリンピック委員会がアスリート達との協力のもと制作した動画「#ItaliaConVoi」

この動画では、様々な種目のイタリア人アスリート達が登場し、最前線で対応に当たる医療従事者に感謝と敬意を伝えています。「#ItaliaConVoi」の「Con Voi」は「あなたと」という意味で、医療従事者に向けて「イタリアはあなたとともに闘います」というメッセージを送っています。



この動画について、国際オリンピック委員会(IOC)トーマス・バッハ代表は、次のように述べ、この動画を共有したイタリアオリンピック委員会そしてイタリアのスポーツ界に感謝のコメントを寄せています。

「イタリアが直面している困難な状況下で、イタリアオリンピック委員会とイタリアのアスリートによるこの素晴らしいイニシアチブと力強いサポートに感謝を表明します。このビデオは、イタリアのオリンピック選手からの感動的なメッセージであるとともに、オリンピック精神の素晴らしい見本です。今、オリンピックコミュニティにおいて、つながりや連帯が実際に行動に移されていることを証明してくださったすべてのアスリートに感謝します(一部抜粋)。」

感染防止の呼びかけを。「#Iplayprotected」啓蒙キャンペーン

「#ItaliaConVoi」のキャンペーンから約1か月後、少しずつ感染拡大のスピードが落ち着いてきたイタリアで、引き続き16人のアスリート達とともに感染リスクへの注意喚起を呼びかける動画を制作。

動画の中では、アスリート達がキーワードである「#Iplayprotected」(感染防止をしながらプレーします)を繰り返しながら、自分自身を保護することが周囲の人達を感染のリスクから遠ざけることに繋がるというメッセージを発信しています。



どちらの動画も、COVID-19のパンデミックがピークを迎えていた今年4月5月に制作されていることもあり、切迫感が伝わってきます。

先日東京でも感染者数が過去の最高200人を超えたことが報じられ、再び感染拡大のリスクが高まっています。
数か月前のコロナ禍の状況を思い出しながら、今一度感染への危機感を持って行動したいですね。

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「ITALIANITY」編集部

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