ART & DESIGN

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犯罪博物館に人体解剖学博物館?トリノの個性的なミュージアムに行こう!

イタリアには4000以上の博物館や公園など文化的な施設があると言われています。
そのうちピエモンテには397の施設があります。なんと、エミリオ・ロマーニャ、トスカーナに続いて第3位です。結構多いですね。
トリノにも、小さなミュージアムがたくさんあり、私もまだ行ったことのないミュージアムを訪ねてみるのを密かな趣味にしています。


今回はトリノにある3つの小さなミュージアムをご紹介します。実は、同じ建物の中に3つのテーマが違うミュージアムがあるのです。歴史的な建物の中を直して展示がされている、時が止まったような場所です。

人体解剖学博物館

1739年に設立されました。過去300年にわたるトリノの解剖学教室の歩みが分かります。展示は蝋人形・脳・人体標本など。1739年からある妊婦の石膏像も展示されています。300年前の石膏像は彫刻作品のような趣があります。


フルーツ博物館

フルーツプラスチックを使ったフルーツの模型が1300千点以上展示されています。ガラスの入った棚にラベルをつけて並べられたプラスチック製の模型たち。洋梨や林檎だけでなく、きのこやバルビエトラなどもあります。昔の研究室や事務室の。再現されており、それも雰囲気があり素敵です。小さな机にタイプライターとか、ヨーロッパの古い感じが好きな人にはかなり楽しめます。


犯罪博物館

フルーツ博物館のすぐ隣に位置する犯罪学博物館。展示はうって変わって、実際の犯罪に使用したナイフ、犯罪者の頭蓋骨など。犯罪者が描いた絵などの作品も展示されています。昔の刑務所のミニチュアモデルなどもあるので、「昔の犯罪者はこんなところに入っていたのか……」と思いを巡らせることができます。



この3つ以外にも小さなミュージアムはたくさんあります。イタリア旅行の際にぜひ訪れてみてください。