ART & DESIGN

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「TOKYO INTERNATIONAL FOTO AWARDS(TIFA)2020」でイタリア人写真家3名が最優秀賞受賞

国際的なフォトコンテストとして知られる「TOKYO INTERNATIONAL FOTO AWARDS(TIFA)2020」が開催され、受賞作品が発表。イタリア人写真家3名が3部門で最優秀賞を受賞しました。

「TOKYO INTERNATIONAL FOTO AWARDS(TIFA)」とは?

tifaロゴ

世界中の才能ある写真家を称賛し、東京の芸術コミュニティとの繋がりを創ることをミッションとして2016年に創設された「TOKYO INTERNATIONAL FOTO AWARDS(TIFA)」は、プロアマ問わず毎年世界中から優れた写真家たちが参加する国際的なフォトコンテストです。写真界を先導する写真家たちが審査員となり、その年最も優れた写真に与えられる「TIFA Photographer of the Year」、新人賞「New Talent of the Year」ほか、広告、建築、書籍、記事、イベント、ファインアート、自然、人物、科学といった部門別に写真を審査し、受賞者を決定します。
「TOKYO INTERNATIONAL FOTO AWARDS(TIFA)2020」においては、100カ国以上の写真家が参加しました。

建築、自然、人物部門において、イタリア人写真家が最優秀賞を受賞

2021年2月に「TOKYO INTERNATIONAL FOTO AWARDS(TIFA)2020」の受賞者が発表され、建築、自然、人物の3部門において、イタリア人写真家が最優秀賞を受賞しました。

建築部門 最優秀賞 Roberto Corinaldesi

Snake'S ZahaSnake’S Zaha/Roberto Corinaldesi

建築部門で最優秀賞に輝いたのは、プロのミュージシャンでもあるRoberto Corinaldesi氏による「Snake’S Zaha」です。長年写真を撮り続けている彼は、特に写真編集に情熱を注いでおり、ありのままの写真ではなく、より広い表現方法を用いています。色と光を通して、力強く緊迫感ある写真の概念を表現するのです。

自然部門 最優秀賞 Claudia Guido

A SheepA Sheep/Claudia Guido

自然部門で最優秀賞に輝いたのは、ヴェネト州出身のClaudia Guido氏による「A Sheep」。羊の群れの中から、たった一匹の羊がカメラを見つめる決定的な瞬間を収めたこの写真は、トスカーナオーガニックツアーのプロモーション用写真として撮影されました。こちらの写真は「MOSCOW INTERNATIONAL FOTO AWARDS」でも金賞を受賞しています。

人物部門 最優秀賞 Gabriele Micalizzi

A Painful Necessity

人物部門で最優秀賞に輝いたのは、イタリアのフォトジャーナリストであるGabriele Micalizzi氏による「A Painful Necessity」です。綿棒を用いたコロナウイルス検査は、安全のために非常に重要であると同時に、煩わしく時に苦痛を感じることもあるプロセスであるということを表現した一枚です。

「TOKYO INTERNATIONAL FOTO AWARDS(TIFA)2021」応募開始

今年も「TOKYO INTERNATIONAL FOTO AWARDS(TIFA)2021」の応募がスタート。18歳以上であればプロアマ問わずどなたでも応募が可能です。エントリー料金は学生$10~、アマチュア$15~、プロ$20~と応募しやすい金額ですので、自分の写真を世界で試してみたい方はぜひ応募してみてはいかがでしょうか。

その他受賞者、応募詳細は「TOKYO INTERNATIONAL FOTO AWARDS(TIFA)」ウェブサイトをチェック
https://www.tokyofotoawards.jp

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