今回はミラノの3つの違うタイプのミュージアムを紹介します。なかなかイタリアに行けない!という人はヴァーチャルでお楽しみください。
サンタ・マリア・デレ・グラツィエ教会(最後の晩餐)
イタリア観光で絶対に外せないのはレオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」です。これは1494年から1497年にかけて製作されたダ・ヴィンチの代表作の一つです。ユネスコにも登録されています。ナポレオンが占領したときには、この教会を馬小屋として使用したのだとか。現在は、教会の中を巡回するコースが設定されており一回の鑑賞時間は15分程度になっています。
ミラノの中心地からメトロで行くことができます。
Pinacoteca di Brera ブレラ美術館
Pincotecaは絵画館という意味です。ここもアンドレア・マンテーニャの「死せるキリスト」やピエロ・デラ・フランチェスカの「ブレラ祭壇画」といった、教科書に載っているような名だたる絵画がたくさんあります。また月に数回は夜の開館日もあり、昼間とは違った雰囲気を楽しむこともできます。
コレクションをガイド付きで鑑賞するのもおすすめです。ちなみにイタリアでは、正規の観光ガイド資格を持っている人しかミュージアムの中のガイドはできないのでご注意下さい。
中にあるバールもおしゃれな雰囲気が味わえると旅行者に人気です。
Museo del Design Italiano イタリアンデザイン博物館
イタリアンデザイン博物館は、イタリアンデザインを代表する作品が展示されています。これは3年に一度開かれるデザインの展覧会Triennale Milanoの永久保存コレクションの中から1946年~1981年までの作品を展示しています。なかなか本物をまとめて見ることが少ない、有名なイタリアンデザインの数々をまとめて見ることができるのは、ここだけです。
https://triennale.org/eventi/museo-del-design-italiano
2021年〜2022年前半のミュージアムは予約が必須です。サイトをご確認の上、ミラノまでぜひ!

