歴史ある大阪城天守閣が、光と映像に包まれ、音楽とともに日本とイタリアの歴史と未来を描き出す。いまだけの特別な体験を通して、イタリアとの絆を再確認してみませんか。
大阪城を舞台に、日本とイタリアの160年の交流を描く
2026年は、日本とイタリアの国交樹立160周年、そして大阪市とミラノ市の姉妹都市提携45周年という節目の年。これを記念して、プロジェクションマッピングイベント「SINFONIA シンフォニア」が、大阪城本丸で開催されています。
大阪城天守閣を舞台に、光と映像、音楽が織りなす約6分間の作品を上映。日本とイタリアが歩んできた交流の歴史と、両国の文化や美意識が響き合う物語を、幻想的な演出で描き出します。
物語の始まりは、大阪城の築城と日本とイタリアの出会いが重なる16世紀。1585年には、天正遣欧少年使節がローマ教皇に謁見し、日本とヨーロッパの文化交流の歴史に新たな一歩を刻みました。

そして1866年、日本とイタリアの間で修好通商条約が締結され、正式な国交が樹立されました。それから160年にわたり育まれてきた両国の交流を、大阪城天守閣の建築美とともに表現しています。
イタリアと大阪といえば、忘れてはいけないのが2025年の大阪・関西万博。マリオ・アンドレア・ヴァッターニ駐日大使が、イタリア政府代表を務めていました。筆者も数回訪れましたが、行くたびにイタリアパビリオン前の行列が長くなっていき、3時間、4時間待ちへ!それでも入場した観客たちは、イタリアの本物の芸術に触れた感動に包まれ、特別な体験を楽しんでいました。

イタリアの音楽文化に着想を得た「SINFONIA」
イベントのコンセプトとなる「SINFONIA」は、イタリアのオペラや劇場文化の中で育まれた音楽形式で、シンフォニー(交響曲)の原型ともされています。音楽が舞台や建築、空間と一体となり、その場にいる人々をひとつの世界へと導くように、大阪城の建築、音楽、光と映像が融合。日本とイタリア、それぞれの文化や美意識が響き合う芸術空間を創り出します。
映像の演出・制作を手掛けるのは、東京を拠点に、プロジェクションマッピングなどを通じて新たな体験を生み出してきた株式会社ネイキッド。『NAKED meets 二条城』や『NAKED meets ガウディ展』などで培った、物語性とテクノロジーを融合させる表現力を生かし、大阪城を新たな芸術の舞台へと変貌させます。

16世紀から未来へ。3つの場面でたどる日伊の物語
1. 物語の起源――16世紀の出会い
築城当時の時代を感じさせる、金の装飾が際立つ大阪城天守閣が登場します。天正遣欧少年使節がイタリアで出会った文化や芸術の美しさをたどりながら、両国の交流の原点を描きます。
2. 160年間の協奏――文化と美意識の響き合い
国交が樹立された1866年の日本とイタリアの風景が重なり合い、大阪城天守閣も時代とともに姿を変えていきます。両国のアートや工芸、象徴的なモチーフによって彩られる天守閣を通じて、日本とイタリアが育んできた文化のつながりを表現します。
3. 絆が描く未来の物語――大阪から宇宙へ
物語は2025年大阪・関西万博の先にある未来へと続きます。大阪城天守閣は、万博の大屋根リングやイタリア館を象徴するモチーフに彩られ、視点は大阪から地球、そして宇宙へ。満天の星々を背景に、日本とイタリアのこれからの歩みを描き出します。

大阪城で楽しむ、光と音楽の特別なひととき
歴史的建築と現代の映像技術が融合する「SINFONIA」。日本とイタリアが共有してきた歴史や芸術、そして未来への期待を、光と音楽を通じて体感できるイベントです。
観覧エリアは大阪城本丸に設けられ、入場無料・事前申し込み不要で鑑賞できるのもうれしいポイント。
この秋は大阪を訪れて、いましか体験できない日本とイタリアのコララボレーションを楽しんでみませんか。
日本・イタリア国交160周年記念事業「SINFONIA」
2026年10月15日(木)~25日(日)
19:00~22:00の間に複数回上映予定
会場:大阪城本丸(大阪城天守閣南面に投影)
上映時間:約6分間
料金:無料
事前申し込み:不要
SINFONIA公式サイト
https://www.asahi.com/ads/sinfonia/