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Japan Olive Oil Prize 2026 開催!総合優勝に輝いたのはイタリアの「BIO コラティーナ INTINI」

Keiko Shimada

2026.04.24

4月17日、世界各国の優れたオリーブオイルを評価する国際コンテスト「JOOP 2026 Japan Olive Oil Prize」授賞式セレモニーが開催され、2026年の受賞結果が発表されました。



世界のオリーブオイルを評価する日本発の国際コンテスト

ITALIANITY読者のみなさんは、普段から外食でも自宅での食事でも、オリーブオイルを使うことが多いのではないでしょうか?生のまま料理にかけたりドレッシングに使ったり、もちろん加熱しても美味しいオリーブオイルは、いまや食卓に欠かせないもの。「Japan Olive Oil Prize」は、世界各国が参加し、厳正なる審査によってオリーブオイルを評価するコンテストです。


2026年大会には、25か国から691ブランドのエクストラバージンオリーブオイルがエントリーし、過去最多の参加数を記録しました。国別では、イタリアが204と最も多く、日本からも17ブランドがエントリー。JOOPは、世界的に最も急成長しているオリーブオイルコンテストとして注目を集めています。


Japan Olive Oil Prize を主催運営している在日イタリア商工会議所 事務局長 ダヴィデ・ファントニ氏は次のように述べています。 
「今年のJOOPへの出品数の記録的な増加は、より広範な市場動向を反映しています。日本は現在、高品質なエクストラバージンオリーブオイルにとって戦略的市場として、世界中の生産者から認識されています。私たちの活動は授賞式にとどまらず、年間を通じて多様なプロモーションを展開しています。受賞オイルは、アジア最大級の食品見本市『Foodex Japan』をはじめ、BtoBおよびBtoCのさまざまな機会で紹介されます」。

世界的に著名な12名の専門家で構成される国際審査員団は、国際基準に基づく厳格なブラインドテイスティングおよび評価プロセスを経て受賞者を選出しました。
JOOP 2026 国際審査員パネルリーダーの山田美知世氏は次のようにコメントしています。「JOOP 2026では参加数の増加に加え、出品オイル全体の品質も大きく向上しました。特に日本の生産者の参加が増えていることを大変嬉しく思います。これはJOOPに対する信頼の表れであり、本コンテストが成長と国際的な比較の貴重な機会となっていると確信しています」。


授賞式セレモニーには多くのメディアが詰めかけ、その注目の高さがうかがえました。

「JOOP 2026 Japan Olive Oil Prize」入賞したオリーブオイルを手にする人々

総合優勝はプーリア州の有機単一品種オイル

691ブランドの頂点に立ったのは、イタリアの「BIO コラティーナ INTINI」。プーリア州の代表品種コラティーナを11月に収穫して搾ったオリーブオイルは、カルドンやアーティチョーク、グリーンオリーブの複雑な香りと、苦味からスパイシーへと変化する力強い味わいが特徴です。余韻が長く、料理の印象を格上げする一本と評価されました。


https://oliointini.it/en/product/bio

コンクールで総合優勝したオリーブオイル
オリーブの実

第3位に輝いたのもイタリアのブランドで、「L'OLINDA ラッジャ単一品種」のオリーブオイルでした。こちらはアーモンドを思わせる甘みと穏やかな苦味・辛味が調和。オレイン酸が豊富な黄金色も美しく、肉料理やパンとの相性が抜群なオイルです。


https://www.lolinda.it/en/

コンクールで第3位に入賞したオリーブオイル

国別のベストオリーブオイルも発表!

国別にベストのオリーブオイルが選ばれるのもJOOPの特徴国際的テイスターの完全ブラインドテイスティングによる“純粋な官能評価”により、各国で最も評価スコアの高いエキストラバージンオリーブオイルブランドが選定されました。


イタリアの第1位は、もちろん総合優勝の「BIO コラティーナ INTINI」。プーリアの代表品種コラティーナを使用した、4世代にわたる搾油技術の結晶です。野菜パスタ、白身肉、カルパッチョ、グリル料理など、中~濃厚な料理に深みと輪郭を与えるオリーブオイルです。


香りと味覚で料理を昇華するフレーバーオイル

フレーバーオイル部門では、オリーブオイル本来の品質に加え、天然素材との調和、香りの完成度、料理との相性が総合的に評価されました。そして、第3位にランクインしたのがイタリアの「AGRUMOLIO al Limone」。レモンフレーバーの爽やかなオリーブオイルです。

オリーブオイル

「Geraci Olivoil SRL」による、ノチェッラーラ・デル・ベリチェ種のオリーブとシチリア産レモンを同時圧搾したフレーバーオイル。低温抽出により香りを最大限に活かし、さらに窒素環境下で熟成させることで、フレッシュでありながら奥行きのあるレモンの香りと、やさしくスパイシーな味わいを実現しています。


カルパッチョ、白身魚のグリル、生野菜、鶏肉料理におすすめ。特に、シンプルな料理に加えるだけで、レモンを絞ったような自然な爽やかさをプラスし、料理全体を引き締める仕上げの一振りに最適です。筆者はフレーバーオイルを自家製ドレッシングに使っています。


https://www.oliogeraci.it

コンクールで入賞したフレーバーオイル

世界25か国から自慢のオリーブオイルが集い、その香りと味わいで最高峰を競い合った「JOOP 2026 Japan Olive Oil Prize」。イタリア料理はもちろん、和食や日本の家庭料理にも合うオリーブオイルは、ますます日本の食卓で活躍する存在に。今回表彰されたこだわりの逸品を参考に、自分好みのオリーブオイルを見つけてください。

ピッツァにオリーブオイルをかける