イタリア生活が長いものの、いまだにどうしていいのか迷うものがあります。
それは、イタリア式の挨拶です。
イタリアの挨拶といえば、親しい友人との両方の頬にキス(bacio)を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。これをいつから・どの距離感からするべきなのか、毎回悩みます。
イタリアでは、初対面は握手、親しくなるとbacio、別れ際にも再び挨拶…と、距離感や場面によって使い分けが必要です。

初対面の挨拶である握手。相手の顔をみながら、お互いに名乗りますが、すっと手を出して、名乗る。こんな簡単なのに、慣れるまではなかなかスマートにできずに苦労しました。
もう1つ難しいのが名前。名前を覚えるのが大変です。初対面のときしか名乗らないし、日本のように名刺を持ち歩く人も少ない。「えーっと、あの人の名前は……?」と毎回考えます 。

お別れの時の挨拶は、出会った時と同じように握手かbacioです。
「お会いできて光栄でした」と いうフォーマルな挨拶と握手なのか、親しい者同士のbacio。ここも悩みます。
また、よほど大勢の集まりでなければ、1人ずつお暇の挨拶をして回ります。遠くからバイバイ!は無しです。なので、夕食会の終わりに友達同士が挨拶待ちなんてこともよくあります。
食事が終わって、会計が終わってから30分以上も挨拶してるなんてことも。なかなか離れがたいのか。ちなみに電話でも同様で、なかなか通話が終わりません。「チャオ、チャオ、チャオ、チャオ…」なんてずーっと続くことも。
挨拶がスッとできるようにまだまだ練習中。もしイタリアの挨拶で迷ったら、次の3つを思い出しましょう。
- 迷ったら握手
- 相手に合わせる
- 笑顔が最重要
※記事は2019年10月28日に公開した記事を再編集しています