4月4日、桜が満開を迎えた日本橋、マンダリン オリエンタル 東京。ミラノから到着したハイジュエリーやカプセルコレクションが華やかに集い、プレシャスストーンとの一期一会の出会いをドラマチックに演出するひとときとなりました。
煌めきと色彩のワンダーランド
みなさんはジュエリーブランド「Pomellato ポメラート」にどんなイメージをお持ちですか?カラージェムストーンの美しさをシンプルに楽しむ「NUDO ヌード」コレクションに代表される、モード感で際立つジュエリーという印象ではないでしょうか。そのポメラートには、豪奢を尽くしたハイジュエリーという“もう一つの顔”があります。
ポメラートの世界観を表現した空間に足を踏み入れると、初めにゲストを迎えるのは、パヴェセッティングのダイヤモンド、アクアマリン、タンザナイトと、高貴なジェムストーンが主役の新作ジュエリー。


ピュアな創造力と色彩を操るポメラートは、1967年に金細工職人の家系を継いだピノ・ラボリーニによってミラノに設立され、伝統的で保守的なジュエリー界に「日常にも着けられるジュエリー」という新風を吹き込みました。ドレスアップ限定ではなく、普段使いできる軽やかな魅力をもつジュエリーです。
ゲートをくぐって右手の空間に広がるのは、ドレススタイルをゴージャスに仕上げるプレステージ性の高いコレクション。タンザナイトやインディコライトなど、目にも鮮やかな色合いのジェムストーンの美しさを最大限に引き出すため、職人の技を尽くした至高のジュエリーが並びます。


深みのあるブルーパープルが美しい「BAHIAバイア」ネックレスは、エレガンスの極み。カスタムカットされた6粒のタンザナイトは、すべて単一の原石から切り出したもの。繊細なチェーンが、その神秘的な輝きを際立たせています。
チェーンへのこだわり
ポメラートを象徴するモチーフの一つである「チェーン」は、他のジュエラーにはないモダンな感性を表現しています。特徴的なデザインの数々は、ポメラートが誇る職人の卓越した技があって初めて完成するもの。手で触れて、継ぎ目がわからないなめらかな感触を確かめると、ポメラートのチェーンの完成度の高さが実感できます。
ポメラートとチェーンをテーマとするストーリーの始まりは、変革とクリエイティビティの隆盛期、1960年代後半にさかのぼります。チェーンの繋ぎめをアシンメトリックでなめらかな肌触りのジュエリーに仕上げ、ポメラートは独自の特徴的なスタイルを確立しました。


「ICONICA イコニカ」ネックレス
1967年の「グルメチェーン」の登場と、そのチェーン自体がモチーフとなった「カテネ」コレクションなど、そのバリエーションは多彩で華やかです。

デザイン都市ミラノのDNA
ミラノを象徴する建造物、ドゥオーモを飾る白大理石のファサードからインスピレーションを得たコレクションが「TERRAZZA DUOMO」。14世紀のゴシック建築の傑作を幾何学的なデザインによってジュエリーで再現し、時代を超えた美しさへと昇華させています。
動くたびに、耳元で煌めきながら揺れるイヤリングは、繊細な美しさ。世界のデザインをリードしてきたミラノの感性を、ポメラートが誇るモダンなセンスを駆使して表現しています。

「Terrazza Duomo」
ジェムストーンを惜しげもなく使ったハイジュエリーであっても、印象は軽やかでスタイリッシュ。ミラノから届いたアートのようなジュエリーを通じて、そんなポメラート独自の世界観に触れる特別なひとときとなりました。
ブランドに流れる哲学を知ってファンになり、身に着けるジュエリーも選んでみませんか。