新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の世界的な流行で、私たちの生活は一変してしまいました。海外旅行に行けない状況が続いていますが、本場イタリアではこの冬何が流行っていて、どんなブランドに人気が集まっているのでしょうか？
今回は、世界のファッションを販売するマーケットモール「waja（ワジャ）」に注目。ワジャは世界のファッションをバイヤーがお届けする「WORLDROBE」、人気ブランドのアウトレット専門マーケット「Reasonアウトレット」、ショッピングも寄付もできるチャリティ型マーケット「FASHION CHARITY PROJECT」の3つの専門マーケットが集結し、他では買えない自分好みのアイテムを購入することができます。中でも「WORLDROBE」は、世界中3800名以上のバイヤーが買い付けたアイテムが出品され、日本未上陸のブランドも多数販売されており、人気を集めています。
そんなワジャでバイヤーを務める、イタリア・ボローニャ在住のpassepartout（パスパルトゥ）さんに、この冬のイタリアファッションのトレンドとおすすめブランドを聞きました！ それでは早速、みていきましょう。
ー現在のイタリアの流行、ファッションの傾向について教えてください。
ロックダウンなどでみんな巣ごもりが長く、「流行り」のようなものがなかなか見受けられない状態ですが、柄入りのおしゃれマスクをしている人が増えています。あとは、しっかりとしたおしゃれな帽子をかぶっている人はよく見かけます。寒いせいもありますが、イタリア人は帽子好きですね。
ーバイヤー パスパルトゥさんのおすすめのブランドを3つ教えてください。
まずは、イタリア発ブランド「Dixie（ディクシー）」です。フィレンツェ、ミラノ、ローマなど、イタリア国内に45店舗を構えており、その他、世界中のセレクトショップにて取扱いがあります。ディクシーは、メイドインイタリーにこだわったファストファッションブランド。Massimo FrosiniとGianni Guastellaの二人が80年代の終わりにフィレンツェにて立ち上げました。
このブランドをおすすめするのは、カジュアル、ビジネス、お食事、ステイホームなど、様々なシーンで使える多様なアイテムが揃っているから。そして、年齢にこだわらず、幅広い年齢層の女性が着られるものが多いためです。例えば、「シルバーエイジに合うもの」があるというわけではなく、何歳でも着られてしまう、といった感覚です。ボローニャの直営店は3年程前にオープンしましたが、すぐに人気店になりました。学生、主婦、働く女性など、さまざまな人々がショッピングを楽しんでいます。
公式サイト
waja
Instagram
次におすすめなのが、「LE STREAGHE（レ・ストレーゲ）」です。レ・ストレーゲというのは「魔女」の意味。このブランドのコンセプトは、スポーティでありながらエレガント。働く女性、そしてスポーツやショッピングなどが大好き、男性も魅了する、そんな女性を「魔女」になぞらえています。
コロナ禍で世界中至る所で活動が制限されていますが、レ・ストレーゲのアイテムを着ることで、アクティブで元気な気持ちになれそうです。
最後にピックアップするのは、「SUSY MIX（スージーミックス）」。女性らしい、きれいなフォルムの洋服を提供するイタリアブランドです。着用したときの身体のラインが美しく見えるうえ、お手頃プライスなのが嬉しい。世界中のセレクトショップでも展開しています。
「身体を隠すのではなく、ラインをきれいに出す」というのが重要なイタリア女性にとっては、ラインが美しく見えることが服選びのポイントです。
