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冬といえば帽子! イタリア帽子あれこれ

イタリア人が好きな帽子とは?

風が吹けば、「首元から風が入ると風邪をひく!」といってスカーフ(Sciarpaシャルパ)を巻き。手が冷えると手袋、足元はブーツ。防寒に抜かりないイタリア人。

そんな防寒アイテムの中でも欠かせないのが帽子です。この時期はマーケットの店先から、高級ブティックのウィンドウまで暖かい帽子で溢れています。

イタリア人は帽子、手袋、マフラーの色を揃えるのが好き

帽子・マフラー・手袋を同じ柄で揃える女性も多く、クリスマスにこの3点をセットでプレゼントすることもよくあります。もともと、バッグや靴などを同色で揃える人も多いので、帽子と手袋まで揃えればかなり目立ちますね。

女性だけでなく、男性の帽子もたくさん種類があります。形だけでいうと、男性用の帽子の方が種類が多いかもしれません。

男性用の帽子で有名なのはボルサリーノ社。ザ・イタリア男という感じの帽子です(ボルサリーノにはもちろん女性用の帽子もあります)。

ボルサリーノの帽子

basco、 berretto、papalina、 beretto di astrakan…などなど。あの人と言えばこの帽子と、トレードマークになっている人も多いです。

ちなみに同じアパートのおじいさんは冬になるといつもColbacco(コルバッコ)です。初めて見かけた時は「これを日常で被る人がいるんだ」とちょっと感動しました。

冬になると手作りの品を売るマーケットが出るのですが、帽子の店もたくさん出店されます。ここで特に人気なのが、子ども用の帽子です。猫耳のついたすっぽり被るものや、人気のキャラクターなどのがたくさん。手作りの帽子、とても可愛いです。

ここ数年はふわふわの毛のポンポンが2つ着いたタイプのニット帽をよく見かけます。セールになったら買いに行こうかな。

旅ガイド本には載っていない、ワダシノブさんのイタリアの何気ない日常はこちら

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